冷房病になりそうな sinosan です。
以前に、デジカメでシャッタースピードの違いによる流れ落ちる水の写り方の違いをご紹介
致しましたが、
(前回の記事はこちら→https://www.netimpact.co.jp/diary/10325)
今回は、絞り値の違いによる被写界深度の違いをご紹介いたします。
被写界深度とは、簡単にいいますと「ピントの合う範囲」の事で、これはカメラの「絞り値」により
決定されます。
「絞り値」が小さい場合、被写界深度は浅く(短く)なり、大きい場合は深く(長く)なります。
また、絞り値とはカメラのレンズを通して入ってくる光の量を制御する穴の大きさを数値で
表したもので、数値が小さい場合は、穴は大きく、大きい場合は穴は小さくなります。
ですが、デジカメの「P」モードや「AUTO」モードで写真を撮れば、被写体の明るさに応じて
絞り値やシャッタースピードを自動で設定してくれますので、ほとんど意識することはありません。
今回は、「絞り値」優先モードで撮影した写真をご覧ください。
絞り優先モーで「絞り値」を、F2.8(最小値)に設定しました。
シャッタースピードはカメラ側で自動設定されます。(1/200秒)
あじさい左わきの歩道や奥の白いフェンスはぼけていますね。
被写界深度が浅いため、目的のあじさいにピントを合わせていることで、奥の景色にはピントが
合わなくなっています。
この写真は、「絞り値」をF8.0(カメラの最大値)に設定しました。
シャッタースピードはカメラ側で、1/60秒に設定されました。
絞り値を大きくした場合は、必然的にシャッタースピードが遅くなるため「手ぶれ」に注意が必要です。
あじさい奥の景色に対するピントの合い方を比較してみてください。
どちらにしても、必要に応じて使い分けが必要です。
趣味の場合は、お好みで使いましょう。
自己満足の世界ですね。私を含めて・・・。
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