takaです。
MicrosoftやYahoo!は、検索結果からブログを排除しようとしているようです。
ブログの急速な普及と膨大な情報量の増加で、
MicrosoftやYahoo!は、ブログの検索結果によりいっそう制限をかけ始めているようです。
Yahoo! Japanは、すでにブログフィルタなるものを導入していますが、
無料ブログのドメイン名をブログの判断基準にしているようなので、
Microsoftは、Yahoo!よりも厳しくブログを除外しそうな気配です。
確かに検索エンジンでキーワード検索した際に、ブログばかりが上位に表示されるのは
良くないと思いますが、でも排除するのは、正しいことなのか?
背景には、ブログの急速な普及と膨大な情報量の増加で、
クローラー巡回頻度の低下や膨大な情報処理に多くの資源と時間・人手が必要である事が考えられます。
実際、Googleは、ブログを投降後、数時間後にはインデックスされますが
Yahoo!は、インデックスされるまでに数日を要します。
膨大な情報量の増加に対応できなくなりつつある現実が見えます。
では、Googleは、ブログをどう扱うのでしょうか?
Googleは、「世界中のあらゆる情報を記録、整理する」という尊大なコンセプトを打ち出している企業です。
当然、ブログの情報から逃げる事はないと思われます。
Google 会長兼最高経営責任者のシュミット氏は、こんな発言をしています。
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ブログのようなセルフパブリッシングは「ヒューマン・コミュニケーションの次の大きな潮流になる」とわたしは信じている。
人々がじっくりと時間をかけて何かをWebに書いたとする。
その内容は、その人にとってはとても大事なもので、そのことをわれわれは良く理解しているつもりだ。
だからわれわれが彼らの情報にいかに関心を持っていて、その情報を評価づけ、インデックス化し、検索エンジンに取り込んでいるかということを理解してもらうのは、われわれにとって非常に重要な戦略なんだ。
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<群衆の知は、既存の権威ある組織の情報を超える>
最近思うのですが、
ブログは、「ヒューマン・コミュニケーション」の情報が多いのは事実ですが
特定の分野の専門的な情報、経験値を含む情報の質は、重要な部分を非公開にしている
会社や組織の情報より、質・量ともに優れていると思える場合があります。
きっと将来、ブログのようなセルフパブリッシングな世界、
つまり「群衆の知」は、既存の権威ある会社や組織の情報を超えるのではないでしょうか?
みなさんは、どう思われますか?