最近また海外版ビデオにはまって寝不足のTakaです。
毎年8月の中旬は、経済のトレンドが大きく変わる気がします。
リーマンショックも8月に引き金がひかれました。
今年も何か? きな臭い感じがします。
昨日、アメリカの株価(ダウ)が512ドルも大きく急落しました。
続いて東京市場も急落しました。
債務の削減を条件に、アメリカ政府の債務上限を14兆2900億ドルから引き上げることが決まり
アメリカ国債のデフォルトという最悪の事態は回避されたと発表があった後、
こんどは個人消費支出の落ち込みなどで、世界経済の先行きに対する懸念が強まった事が株価急落の要因といわれています。
連鎖する不安
アメリカの信用不安に端を発し、株式市場は連鎖的に急落しました。
欧州、南米、アジアでも大きく下げ、世界同時株安の様相となっています。
つい最近、ギリシャのデフォルトが取りだたされ、ヨーロッパ発の金融危機が問題になっていた直後
今度は、アメリカです。
ヨーロッパ、アメリカ、日本、中国・世界のいたるところに危機が潜んでいます。
借金の限界
日本でもこれから8月に赤字国債法案が通れば、復興特例国債が新規に発行されます。
借り換え分の国債と合わせると13兆円ぐらいになるそうです。
1ヶ月に、13兆円もの国債発行に耐えられるのか?
今、日本の積もりに積もった850兆を超える国債は、完全にバブルだと思います。
この国債バブルは、わずかな金利の上昇を契機に、はじけると思われます。
リーマン・ショック後、世界中で山のようにマネーが印刷されましたが、
ドルだけではなく、ユーロも円も中国の元もばら撒かれ続けてきました。
世界中で行われた借金財政は、すでに限界に達しています。
これから、その副作用がくるように思います。
そして今日・・
アメリカの格付け会社スタンダード&プアーズは5日、米国の長期信用格付けを最上級の「AAA」から「AAプラス」に1段階引き下げを発表しました。
米国債の格下げで世界の金融市場の混乱は避けられそうにないでしょう。
もしも米国債の投げ売りで、価格が急落して金利が上昇すれば、世界経済を一気に冷え込ませる可能性もあります。
来週どうなるのでしょうか??