日経新聞に、2016年 世界のインターネット関連産業の市場規模の記事が掲載されました。
日本のインターネット関連産業の市場規模は?
ボストン・コンサルティング・グループの予測では、日本のネット市場は、2016年に30兆円に達すると予想されています。
2010年の市場規模23兆円、GDPの4.7%だったので、
今後、年率6.3%で伸びていき、国内総生産GDPの5.6%を占めるようになるらしい。
ネット通販やネット広告、SNSなど関連産業や、民間・政府のネット関連投資額などを合算した予想だそうです。
海外と比較すると
2016年時点で日本の市場規模は米国、中国に次いで3位と予測されていますが、
GDP比でみると、日本は、1位:イギリス(12.4%)2位:韓国(8%)、3位:中国(6.9%)、4位:インド(5.6%)に次ぐ5位(5.6%)で、伸び率では、20か国の平均8.1%を下回ると予測されています。
アメリカは5.4%だそうです。
このインターネット関連産業が大きくなると予想される大きな要因は、スマートホンの急速な普及です。
パソコンを持たなくても、スマートホンがあれば、オンラインショッピングや情報収集が可能になります。
2016年には、インターネット関連産業が日本の主力産業
30兆円という産業規模は、現在の小売業界より大きな産業規模になると言う事です。
2016年には、インターネット関連産業が日本の主力産業となっているという事ですね。
一方残念なのは、2016年にGDP比率で、イギリス、韓国、中国、EU、インドより下と言う事は、
日本は、産業構造の転換で他国に後れを取ると予測されている事です。
「昨日を守ること、すなわちイノベーションを行わないことのほうが明日をつくることよりも大きなリスクを伴う。」
・・と ピーター・ドラッカーは、言っています。
今こそ日本は、過去をイノベーションで超えていく必要がありそうですね。
それでは、また