そろそろ自宅用PCをパワーアップさせようかと考えているYu-ichiです
さて、今回はホームページではなく、パソコンに関するお話です。
私もよく忘れがちなCHKDSKのログの確認方法についてです。
突然の再起動や強制終了、またはディスクのエラーチェックをすると
Windowsが備えている「CHKDSK」というツールが動きます。
ただ、注意していただきたいのは
ディスクの物理的チェックではなく、ファイルシステムのチェックをする為のもの
だということです。
つまり、100%ディスクの物理的破損がわかる!というわけではありません。
不良セクタや不良クラスタがあり、そこにあったファイルシステムが破損していたので
別の場所に修復して置いておきますね~というものです。
ちなみに、「不良セクタをスキャンし、回復する(N)」なんて書かれているので紛らわしいですが、
回復というよりも、その不良セクタを「開かずの間」にして、使わせないようにするだけです。
前置きが長くなりましたが、本題のログを確認する方法についてです。
Windows 9x系
今では使っている方は稀だと思いますが、Windows9x系では「スキャンディスク」と呼ばれていた気がします。
ログファイルはドライブ直下に「scandisk.log」という名前で保存されています。
Windows 2k/XP
これがログファイルとして出力されないので、確認する手順が異なります。
【コントロールパネル】→【管理ツール】→【イベントビューア】
の順でクリックし、イベントビューアを開き、その中にある「アプリケーション」を選択してください。
CHKDSKを実行した時間帯にある「Winlogon」という項目を確認してみてください。
Windows Vista/7
手順としては、上のWindows 2K/XPと同じですが、参照する項目名が変わっています。
【イベントビューア】→「Windowsログ」→「アプリケーション」と選択してください。
CHKDSKを実行した時間帯にある「Wininit」という項目を確認してみてください。
同じWindowsでも、バージョン毎に操作が変わって大変ですが・・・。
動作が不安定や、よくブルースクリーンになってしまうなどなど、
パソコントラブルが増えてきたときには、一度ディスクのチェックをしてみてはいかがでしょうか?