毎日、夜もエアコンをかけているtakaです。
いまさらですが、XPパソコンは危険です。
最近、ユーザーさんの「パソコンを経由して(踏み台して)迷惑メールが送信される」という事象が発生しています。
確認していくとパソコンに不正アクセスされ、迷惑メールが大量に送信されているようです。
不正アクセスによって侵入されたパソコンは、攻撃者がその後いつでもパソコンにアクセスできるように 、バックドアと呼ばれる裏口を作られてしまうことが多いようです。
場合によっては、攻撃者は、そのシステムを踏み台として、さらに組織の内部に侵入しようとしたり、 そのシステムからネットワークを通じて、さらに外部の組織に侵入したりすることもあります。
ボット ウイルスって?
迷惑メールなどに多く見られる事例としては、攻撃者によってボット ウイルスを送り込まれている場合が多いようです。
ボット(BOT)とは、コンピュータを外部から遠隔操作するためのコンピュータウイルスの一種で 感染してしまうと、インターネットを通じて、外部からコンピュータを遠隔操作されてしまうことがあります。
ボットネットは、上記のように攻撃者によって制御を奪われたコンピュータの集まりで、 攻撃者はボットネットに一斉に指令を送り、外部の他の組織に対して大規模なDDoS攻撃を行ったり、スパムメールを送信したりする事に利用されます。
このように、不正アクセスの被害にあうと、知らない間に攻撃者の一員として利用されてしまうこともあるのです。
さて、最近の不正アクセスの原因ですが パソコンには、ウィルスソフトが常駐しているにもかかわらず、不正アクセスされているケースが多いようです。
どうやらシステムの脆弱性を狙われて、不正アクセスされているようです。
XPの脆弱性が狙われています
特にOSのサポートが終了したWindows XPをいまだにネットワークで使用している場合は危険です。 XPの脆弱性を利用され、不正アクセスの原因になります。
そのパソコンでメールを使っている場合などは、メールソフトに残っている他の人のアドレスにウィルスをばら撒かれる事もありえます。
社内のネットワークに接続していたり、業務で外部とやりとりが発生するのであれば、XPの利用は避けるべきですね。
自分が被害者であるばかりか、加害者になってしまうこともありますので・・・・