しばらく見なくなった銀行の偽サイトに誘導するフィッシングメールが
昨年末からまた届くようになって来ました。
また、フィッシングメールが流行りだしたのでしょうか?
今回は、三菱東京UFJ銀行を装ったメールでした。
メールの内容は、以下のようなものです。
この文面を見る限り、文書も幼稚ですし、住所や名称もありません。
この内容でパスワードまで入力してしまう人はほとんどいないと思われますが、膨大な数のメールを送信した場合、確率は低いでしょうが騙される人もでるのでしょう。
試しに、上記のアドレスをクリックしてみました。
・・・ 当然の事かと思いますが、
PCのウィルスチェックソフトのチェックにかかります。
騙されやすい人でも、ウィルス対策ソフトがPCにインストールされていれば
この手の詐欺には引っかからないようですね。
正規の三菱東京UFJ銀行のサイトを開くと
以下のような警告のメッセージが出ていました。
ウィルス対策ソフト等のセキュリティをすり抜けると
以下のような画面が出るようです。
オレオレ詐欺も、これだけ広報されていても、いまだに被害者がでていますが
フィッシング詐欺も同様で、警察庁によれば、平成25年にはフィッシング詐欺の国内被害は14億円を超え、2012年の30倍にもなったそうです。
このようなフィッシングメールは、複数のサーバーを経由して海外から送られてくるものが多いようです。
利用者に届く前に、もっと上流でセキュリティがかけられる仕組みがあるといいですね。