Takaです。最近は、初めてのお客様のところに出向くのにナビは必須です。
車の場合は、カーナビですが、電車で目的地に向かう際は、スマホのナビが今や必需品ですね。
今やこれがないと目的地にたどり着けません。
地図をスマホの向きに合わせる機能(コンパスモード)の仕組み
スマホで地図でナビゲーションを利用する際に、さり気なく、地図をスマホの向きに合わせる機能(コンパスモード)を利用していますが、どんな方法でスマホは、方角を把握しているのか? 疑問に思ったので調べてみました。
ナビゲーションの基本ば、当然GPSですよね。3つ以上のGPS衛星の電波から現在の位置を特定しています。 スマホは、上空を周回する複数のGPSの電波を受信し、軌道の情報と電波を送信した時刻と受信した時刻との差で現在地を定めています。
でも、GPSだけでは、スマホの動く方向や向きを判定する事はできませんよね。
方向を判定する電子コンパス
地図をスマホの向きに合わせる機能(コンパスモード)を支えているのは、地磁気を検知する高感度の磁気センサー(電子コンパス)の存在があるようです。
スマホ内にこの磁気センサーを3つ内蔵し、縦方向・横方向・高さ方向をそれぞれ判定し、地球の磁気に対してスマホがどの方向を向いているのか判定しているようです。
スマホが持つ感覚器官
スマホには、周囲の状況や利用者の状況を繊細に把握する、人間でいえば感覚器官に相当するセンサーを小さな筐体の中に多数搭載しているようです。 上記の電子コンパスの他にも、ジャイロセンサー、照度センサー、加速度センサー、音センサー、近接センサーなどが搭載されているそうです。 スマホは、小さな筐体の中に、人間の5感以上の感覚器官を持っているのですね。
MEMS技術で作られた極小のセンサー
この小さなセンサーは、「MEMS」という半導体製造の技術で創られているそうです。 MEMSとは、Micro Electro Mechanical Systems(微小電気機械システム)の頭文字からそう言われているらしい。
現在、製品として市販されている物としては、インクジェットプリンタのヘッド、ゲーム機、圧力センサ、加速度センサ、ジャイロスコープ・・等にも利用されるいるそうです。
スマホは、半導体製造の微細技術によって累積された技術によっても支えられているのですね。