今月はバタバタと忙しくてあっという間だったjyunzyです。
もうブログ更新の日か~。。。
今回のお題は「Excelの条件式書式で動作が重くなる!?」です。
業務日誌やスケジュール表のような、定期的に更新するものをExcelで作っている方、「最近Excelの動作が重いな・・・」と思われた事はありませんか?
もしかしたらそれは、条件式書式が悪さをしているかも知れませんよ。
たとえば、以下のようなセルがあったとします。
セルA1・・・条件付書式:セルの値が10以上の時「フォント赤」を設定
セルB1・・・条件付書式なし
セルC1・・・条件付書式:セルの値が20以上の時「下線」を設定
そして、セルA1をコピーし、セルB1に貼り付けたとします。そうすると以下の様になります。
セルA1・・・条件付書式:セルの値が10以上の時「フォント赤」を設定
セルB1・・・条件付書式:セルの値が10以上の時「フォント赤」を設定
セルC1・・・条件付書式:セルの値が20以上の時「下線」を設定
これはまあ当たり前ですよね。
今度はセルA1をセルC1にも貼り付けてみましょう。
すると・・・!
セルA1・・・条件付書式:セルの値が10以上の時「フォント赤」を設定
セルB1・・・条件付書式:セルの値が10以上の時「フォント赤」を設定
セルC1・・・条件付書式:セルの値が10以上の時「フォント赤」を設定、セルの値が20以上の時「下線」を設定
セルC1は「セルの値が10以上の時~」の条件付書式の設定に置き換わらず、「セルの値が20以上の時~」の設定を残したままになってしまいます!
これを何度もコピーしてしまうと、大量の条件付書式ができてしまい、動作が重くなってしまうわけです。
条件付書式自体は便利な物ですが、この挙動はあまり宜しくありませんね。。。
条件付書式がついたセルをコピーする必要がある場合は、時々ゴミを削除してあげたほうがいいですね。