先週、会社の直ぐ近くで火災がありました。 肉屋さんが出火元で、調理中に火災が起き、消火器では消せない状況になったようです。 消防車が5台以上集まり、懸命に消火にあたりましたが、風が強くてなかなか消えず、3軒の家が燃えてしまいました。
こんなに近くで火災に直面し、こんなに短時間で大きな火災になり、あたりが火と煙にのみこまれるのをみて、その速さにビックリしました。
今回は、天災や火災、病気などの危険や不運に見舞われる確率について考えてみます。
先週は、九州地方(熊本)で大きな地震が発生しました。 熊本県熊本地方を震源とする震度7の地震が2度も発生し、今でも大きな揺れが連続して発生し続けていています。
東日本大震災から5年経過し、日本列島に歪が蓄積されており、首都直下地震や南海トラフ地震や富士山などの噴火の危険性が言われていました。
日向灘などを震源地として上げていた学者さんもいましたが、今回の熊本地域を予想したした人はいたのでしょうか?
今後の30年を想定して、事故や病気、天災の確率を考えてみます。
30年間で、交通事故にあう確率
日本で1年間で交通事故にあう確率は、0.9%ぐらいだそうです。
これから先30年間で考えると、交通事故にあう確率は、20~30%ぐらいの確率でしょうか。
50歳の人が、その後30年で、癌になる確率
50歳の人が、がんになる確率は、50~60歳の10年で、5%、20年で18%、30年で37%で 生涯では54%と言われています。おおよそ二人に一人は、癌になるという確率です。
南海トラフの巨大地震が発生するとされる確率
政府が発表した南海トラフでの巨大地震の、向こう30年での発生確率は、70%ととても高い確率です。
南海トラフで巨大地震が発生する確率は
「これから先30年間に、交通事故にあう確率」 27% や 「50歳の人が30年で、癌になる確率」 37%より、かなり高い確率です。
南海トラフで想定されるM9クラスの地震が発生した場合の津波の高さは、20~30メートルに及び、津波がせまる速さは、高知県の海に近い地域では、地震発生後3分と言われています。 これでは、海辺の地域では、避難は難しいと思われます。
死者は、最悪で32万人と予測されていて、数千万人が住む地位に甚大な被害が予想されています。
2012年8月に公表された被害想定では、最悪で死者は32万3千人、負傷者は62万3千人、全壊・焼失建物は238万6千棟、自力で逃げられなくなる脱出困難者は31万1千人、浸水面積は1015平方キロと推計されています。
発生する確率や被害の大きさから考えると
発生する確率や被害の大きさから考えると、住んでいる地域にもよりますが 地震・津波の保険は、ガン保険や交通事故の保険や火災保険より、必要性が高いと考えられます。
しかし、このような大規模な地震が発生した場合、保険では自分の身は守れませんし、被害額が大きすぎて保証も難しいと思われます。
簡単な事ではありませんが、住む場所を変えるのが最も有効なのかもしれませんね。
でも、一人ひとりに事情があるでしょうし、企業は経済的な繋がりもありますし
現実にはとても難しい事ですが、地震に備えてなるべく早く、考え行動する事が必要ですね。