最近、スマホでネット閲覧時に、やたらとアプリのダウンロードに誘導される事が多いと思いませんか?
例えばYahoo!。
ブラウザでの閲覧で十分なのに、Yahoo!Japanアプリのダウンロードを勧められます。
また、その中でもヤフオクアプリやYahoo!ショッピングアプリ、知恵袋アプリなどなど複数アプリが存在します。
オークションやショッピングなどは、アプリを使用させることで、スマホで出品したり、通知を受けたりとかのメリットはあるのでしょうが、知恵袋などは、アプリをダウンロードさせるメリットを想像できません。
これほど、アプリに誘導するメリットは何なのか?
アプリをしつこく勧める側のメリットを考えてみました。
1、表示速度や操作性において、一般にアプリの方が優れている。
専門化すればサーバーとやり取りする情報量を減らせ軽量化でき、運営側もサーバーの資源の節約になるのかも?
2、アプリでユーザーの情報を収集することにより、よりユーザーの必要とするサービスを提供することができるようになる。
3、専用アプリのほうがブラウザーより機能を拡張できる。
4、スマートフォンのホーム画面にアプリのアイコンがあることにより、ユーザはアプリのアイコンや名前を多く見ることになります。繰り返し目にすることによって商品・サービスを消費者の記憶にとどめ、購入・利用が増える。
まあ、上記のように導入する側にはメリットはそれなりにあるかと思いますが、利用者はどう感じているのでしょうか?
「アプリ版誘導広告」に7割が抵抗を感じるらしい
ジャストシステムが2015年11月度に実施した『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査』によると
スマートフォンでWEBサービスを閲覧した際に「アプリ版誘導広告」について、「抵抗を感じる」人は70.9%に達しているそうです。
やっぱり、多くの人がウザいと思っているようです。
実際にアプリをインストールする人の割合は?
「アプリ版誘導広告」を見て、
・「インストールしたことがある」人は8.6%、
・「クリックしたことがある」人は21.1%、
・「見たことはあるが、クリックしたことはない」人は30.8%という結果だそうだ。
インストール後のアプリの利用状況は?
「アプリ版誘導広告」をきっかけにアプリをインストールしたユーザーのうち、その後「『アプリ版』をメインにサービスを利用している」人は49.1%。
一方、「アプリ版とWEB版を併用している」人は35.1%、「WEB版を引き続きメインとして利用している」人は8.8%という結果だそうです。
まあ、妥当な結果と思えますね。
みなさんは、「アプリ版誘導広告」をどう感じていますか?