iPhoneが仮死したYu-ichiです
ついさっきまで普通に使えていたのに、5分くらい放置して再び使おうとホームボタンを押しても無反応。
電源落ちたか?と思い電源ボタン押しても無反応。
バッテリー切れも疑って、充電ケーブルを差しても無反応。
ついに愛用しているiPhone5Sがお亡くなりになった・・・と思いあきらめつつも「電源ボタン+ホームボタン」の長押しによる強制再起動を試したところ、無事復活!
どうやら、スリープ画面(真っ暗画面)のままフリーズしたために壊れたように見えていたようです。
さて、ここからが今日の本題です。
8月25日の午後0時22分頃に、OCNやKDDIのネットワークで大規模な通信障害がありました。
Twitter上でははじめ、「メルカリにつながらない」「Netflixにつながらない」など障害報告がちらほらあがっていたので、サーバー負荷によるダウンか局地的なネットワーク障害だろうと思っていました。
少しして復旧したようですが、「さっきネットにつながらなかった」という声があまりに多いので、ただの障害じゃないのでは?と、気になって調べてみました。
そうしたら、犯人は意外なモノでした。
まず前提知識として、ご存じかもしれませんが簡単にインターネットの仕組みを解説します。
インターネットの世界では、世界中にある「ルーター」というネットワーク機器同士がデータの受け渡しをすることによって通信が行われています。実際の物流をイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
受け取ったデータをどこのルータに送信するかは、データに書かれている宛先と自分の住所録と照らし合わせて判断しています。
で、調べたところ以下の順で情報がでてきました。
1.AS番号15169の企業による大量の経路情報送信が原因?
ルーターの「住所録」を更新する際に、AS番号15169の企業が大量の経路情報を送信してしまった為に、ルーターに負荷がかかり通信障害につながったのではないか?という有識者の見方を障害が起きた25日に発見しました。
このAS番号15169の企業というのは、あのGoogleです。
2.Googleが謝罪(犯人はお前か!)
後にわかったことですが、最初の有識者の見立て通り、Googleが原因でした。
翌26日のGoogleの謝罪内容は、「ネットワークの誤設定が原因で障害が発生し、8分以内に正しい情報に修正した。」というものでした。
ただ、この誤設定が人為的なミスなのかプログラムのバグによるものなのかは定かではありません。
無事に事態は収束したわけですが、いろいろ考えさせられました。
今回は誤設定というミスでしたが、もし作為的に行われたとしたら?
テロや戦争で利用されたら?
考えただけでも恐ろしいです。
最後に・・・
iPhoneが使えなくなった時に、
「故障事例をネットで調べればなんとか復旧できるだろ」
と思って、使えなくなったiPhoneを手にとって調べようとしてました。。。
インターネット依存度とデジタルデバイス依存度はかなり高い方だと自覚しました。