「ほんとうにペナルティ(TDP)なのか?」
9/4に始まったYahoo!の順位大変動は、
以前に例を見ない程、広範囲にそして大きな順位変動をもたらしました。
今回の変動では、TOPページの評価が急速に落ち、上位に表示なくなり、
歴史のある実力のあるサイトやSEOとは無関係と思われるサイトまでその影響を被った。
確かに、TOPページの急速な評価ダウンによる急速な順位下落は、
以前からYahoo!で行われていたとされるペナルティ(TDP)と症状は、似ています。
そして、多くのサイトやブログで「ペナルティの発動、TDPである」
というような論が多く語られていますが、でも、ほんとうにTDPなのでしょうか?
「TDPの対応策を実施して、順位復旧した・・」 との記事もありますが
ほんとうに、TDP対応策による順位復旧なのでしょうか?
Yahoo側のリカバリーによる復旧と重なっただけではないのか?
この時期にフィルタリングを強化する必然性がない
米Yahoo!は、Microsoftとの提携(事実上の身売り)を発表し、
YSTからBINGへの切り替えを発表しています。
Yahoo!Japanは、独力でYSTを開発・維持管理する技術的、人的、資本的な力は、ないと思えます。
Yahoo!Japanの今後の選択肢としては、やはり、米Yahoo!と同様BINGの採用となるでしょう。
このような状況で、
90日も行われなかったYahoo!インデックス更新を
ペナルティ強化を目標に行う事は、あり得ないように思えます。
Yahoo!は、ペナルティの強化より、
はるかに優先順位の高い課題に直面しているはずです。
- BINGとのインターフェースの構築
- BING連動後のフロント側の機能、デザインの改良
- YST開発スタッフのBINGテクノロジーの習得、Microsoftへの移籍や組織変更
- BING運用準備、ハード、ネットワークの調整
- アメリカとYahoo!Japanなど関連国との機能分割
などなど・・少し考えただけでも膨大な準備が必要となる。
それも、Googleとの競争を考えれば、短期で対応しなければならない。
こんな状況で、いまさら「YSTのペナルティの強化」など考えられない。
さらに、今回の現象を分析していくと 、
さらに、今回の現象を分析していくと、
「ほんとうにTDPなのか?」という新たな事象が発見されています。
次回は、「ほんとうにTDPなのか?」という事例を記載したいと思います。
今発生している問題は、
Yahoo!のBING切り替え準備に伴う、米Yahoo!側の障害ではないでしょうか?
みなさんは、「ほんとうにTDPだと思いますか?」
『関連記事』
https://www.netimpact.co.jp/diary/2174
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