インフルエンザの新薬がすごい!

猫が血尿をしてバタバタしてたYu-ichiですneko.gif

動物病院で検査したらストルバイト結石でした。薬を飲ませてまた1か月後に検査です。naku02.gif
2匹のうち片方だけだったので先生に聞いてみたら、体質的なものだそうです。

さて、今回はいま流行りのインフルエンザのお薬についてです。cat_8.gif
昨年末にA型の予防接種をしているのにもかかわらずA型のインフルになった人がいて病院に連れて行き、処方された薬が「ゾフルーザ」というものでした。

インフルエンザの薬としては主に以下のものが有名です。w01.gif

【経口薬】

  • ゾフルーザ(塩野義製薬)
  • タミフル(ロシュ)


【吸入薬】

  • リレンザ(グラクソ・スミスクライン)
  • イナビル(第一三共)


大きさは米粒より少し大きいくらいですが、タミフルやリレンザよりもすごいらしい!
タミフル・リレンザなどはインフルエンザウィルスが細胞内で増殖した後、細胞の外に出てくるのをブロックするのに対して、ゾフルーザはウィルスの増殖自体を防ぐ効果があるとのこと。cat_5.gif
その為、タミフルのように飲み続けなくても1回1錠飲むだけで高い効果が期待できるようです。wink02.gif

ただし、あくまでウィルスの増殖を防ぐ効果があるだけで、発症した時の熱や関節の痛みといった症状の改善には効果がありません。naku02.gif

また、2018年3月に販売が開始されたものなので、臨床試験では発見できなかった隠れた副作用などがあるかもしれません。

そして今日のYahoo!ニュースにもでておりましたが、「ゾフルーザ」を使った患者から治療薬に対する耐性を持った変異ウィルスが検出されました。cat_5.gif
タミフルなどに比べて耐性ウィルスが生まれやすいと臨床試験の段階から指摘されていたそうですが、発売から1年も経たないうちに現れるとは、ウィルスはすごいと改めて感じさせられました。

何はともあれ、インフルエンザにならないようにするのが一番ですね。neko.gif

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