takaです。政府は、皇位継承にともない「国民こぞって祝意を示すため、祝日扱いとする」ため、今年のゴールデンウィークで10連休を設定しました。
10連休を単純に喜んでいる人もいるでしょうが、実際に10連休が取れる企業はどのくらいあるのでしょう?
朝日新聞が実施した全国世論調査で、10連休についてのアンケートでは?
・「うれしい」は35%で、「うれしくない」の45%の方が多かった
・男性は「うれしい」43%が、「うれしくない」40%より少し多い
・女性は51%が「うれしくない」と答え、「うれしい」は28%
プレミアムフライデーの失敗から学んでいない
政府は10連休で「連続した休暇を取ることで、ゆとりのある国民生活の実現を期待する」と言っています。
「ゆとり」とか?以前にもどこかで聞いたような言葉です。
以前失敗した「ゆとり教育」とか?最近では「プレミアムフライデー」でも同じような事を建前にしていましたね。経済産業省は、プレミアムフライデー制度は、個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、そのための時間を創出することや経済効果を狙って制度を考えたと言っていました。
この聞こえの良い建前には、誰も反対しませんが、結果は大失敗と言えます。
既に、「プレミアムフライデー」と言う言葉さえ聞かなくなりました。
政府や官庁の考え方は、失敗から学んでいないし、現在の状況を理解できていない気がします。
何でも一斉に実施するような考えは今の時代になじまない
「みんな一緒に横断歩道を渡ろう」・みたいな、何でも一斉に実施するような考えは、個の時代になじまない気がします。
長期休暇を取りたい人やとれる企業は、取れば良いが、国が国民全体に休日を取りましょうと言うのは、バカげています。
国が連休を勝手に決めるより、個人が自分の都合に合わせて連休を決められるほうが社会全体から見たらずっと利点が多いと思います。
また、国際競争力が落ち続け、多額の負債を重ねている現状に加え、これからさらに少子老齢化で国力が急激にそぎ落とされていく未来が確定しているのに、やわざわざ国の競争力をそぎ落とすような政策は明らかにおかしいと思います。
みなさんは、どう考えますか?