エクセルのMEDIAN関数で中央値を計算

家でコンポスト容器を使って肥料づくりをしているjyunzyです。bud.gif
これを家庭菜園に埋めているのですが、野菜が良く育つようになった気がします。
あとごみの量が減ったのもいいですね!
ちょっと容器のにおいが気になりますがcat_8.gif

今回は「エクセルのMEDIAN関数で中央値を計算」というお話をしたいと思います。

データ全体の傾向を見るのによく使われるのが平均値ですが、この平均値は極端に数値が高い、または低い場合は、それらに引っ張られて現実的な数値ではない場合があります。
例えば厚生労働省が2020年に公表している国民生活基礎調査の報告書によると、日本の年収は平均値だと552万円に対して、中央値だと437万円になるそうです。
(話が反れるのであまり深く触れませんが、約5割が中央値の年収以下というデータが出ています。また、6割強が平均値の年収以下になります。詳しくはこちらのサイトをご覧ください)

平均値を出してみて、何だか思っていた数値と違うな・・・と思ったら中央値も出してみるといいかもしれませんね。

そんな中央値ですが、ExcelのMEDIAN関数で中央値が簡単に出せるので、ご紹介したいと思います。

=MEDIAN(セル範囲1,セル範囲2,…)

中央値を出したい数値のセルを選択するだけです。

また、0を除く場合は下記のようにやります。

①「=MEDIAN(IF(セル範囲>0,セル範囲))」 と入力
②キーボードのCTRLキー+Shiftキー+Enterキーを押す(配列数式※にする)

※IF関数で複数セルを判定するために配列数式にしています。Enterキーだけだと#valueが表示されます。
 こちらのサイトで詳しく説明しています。

これで0のセルを除いた中央値が出せます。
テストで合格点に達していない数値は除外する、という時に使えますね。

機会があったら試してみてください。shine.gifsayonara.gif

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