観光地のごみは持ち帰るよう心がけているsinosanです。
山口県秋吉台といえば、日本でも屈指の観光地で有名なところです。
その秋吉台の洞窟のお掃除を行っている大学のサークルがあるそうです。
でも、なぜそんな所に生活ごみが入り込んでしまうのでしょうか。
秋吉台の洞窟は、人が這って入ってもなかなかすんなり通れない洞窟がたくさんあります。
洞窟には、地下水や流れ込みによる浸水がいたるところにあります。
地表から生活ごみが流れ込む余地などないところになぜ流れ込むのか。
それは、洞窟はあちこちの河川とつながっていて、さきの大雨で河川から大量の水が洞窟へ流れ込んで
いたのです。その河川から、ペットボトルやビニール袋などたくさんの生活ごみが流れ込んで来ました。
なかには、タイヤやトタン板なども発見されています。
地下30mのところまで、二時間かけて行き、ごみを回収します。
そして、それをバケツリレーのごとく、地表まで持ち帰るのは考えるより大変なことと思います。
そのゴミを放置すれば、いずれ河川へ逆戻りするのです。
生態系を破壊し、人間へのしっぺ返しもあります。
洞窟の清掃も貴重な作業とおもいますが、それよりも洞窟へつながっている河川へ
ごみを捨てないことのほうがもっと重要なことのように思えます。
いかがですか。
ところで、
ブログランキングにも挑戦中です。
ぜひ、投票をお願いいたします。