アンコンシャス・バイアスについての考察

最近、運動不足を感じているTarouです。

皆さん、「アンコンシャス・バイアス」ってご存じですか?

これは日本語で「無意識の偏ったモノの見方」のことです。他にも、「無意識の
思い込み」「無意識の偏見」「無意識バイアス」等と表現されることもあります。

因みに僕は知りませんでしたので、長いカタカナを記憶するためにこの記事を書いています。

最近仕事で男女雇用機会均等法について考えることがあったんですが、僕は個人的に常に投資目線でものを考えており、ちょうど今年は子ども家庭庁なるものが設立されることもあり少子化対策・働き方改革に焦点が向くだろうと思っておりました。

少子化について日本はもう取り返しがつかないほど後手に回っていると感じています。僕は日本への投資は資産の1/5程度にするほど期待していないので社会保障だけしっかりしてくれればいいんですが…果たして少子化の中、財源が絞られて、安易な移民政策でも取った日には先進国としての治安を維持できるのでしょうか?

治安が悪くなることを考えセキュリティ銘柄でも買うか?海外に移住するなら、今一度英語の勉強をしとかないとかもしれませんね。

冗談はさておき、働き方改革のなかで重要なアンコンシャス・バイアスというと代表的には男女による無意識の偏見がありますが、こういうことってだいぶセンシティブな話題で仕事上取り上げにくいですね。

今回、内閣府男女参画局というそれこそいろいろなバイアスが働きそうな名前の部署が出している資料に例があったのでちょっと見てみました。

◆血液型をきいて、相手の性格を想像することがある
◆性別、世代、学歴などで、相手を見ることがある
◆“親が単身赴任中です”と聞くと、まずは「父親」を思い浮かべる(母親は思い浮かばない)
◆「性別」で任せる仕事や、役割を決めていることがある
◆男性から育児や介護休暇の申請があると、「奥さんは?」と咄嗟に思う
◆子育て中の女性に、転勤を伴う仕事の打診はしないほうがいいと思う
◆雑用や飲み会の幹事は若手の仕事と決まっている
◆相手の年齢や性別で話し方を変える
◆定時で帰る社員はやる気がないと思う

いかがでしょうか?

僕は血液型って結構信じちゃってたりするかもしれません。

「子育て中の女性に、転勤を伴う仕事の打診はしないほうがいいと思う」については「しないほうがいいでしょ?」と進行形で思っちゃってますね。だってバイアスは置いといて実際に頼んだら「配慮が足りない」とか「判断能力がない」とか思われちゃいますよ。絶対。

ここで注意すべきなのはようするに『肩書』で人を見ず、『実際の人間』で判断するということなのでしょうね。『定時で帰るから』ではなく自己中心的な人やチーム全体を見ていない人を判断して仕事を采配する。これが悪いことではありませんよね。考えさせられます。

結びとして、仕事上では自身が無意識化で偏見を持っている可能性を自覚しつつ、世の流れに応じて常にアップデートを図っていかないといけないと思いました。投資家としては子ども家庭庁なるものの具体的な政策を見守りつつ関連銘柄は記憶しておく、個人としては子育て政策は結構だけど、その財源をどっから持ってくるのか懐疑的です。お飾り省庁に無駄な税金を使うのだけはやめてほしいですね。

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