ワールドコインとは?
ワールドコインは2020年にスタートした仮想通貨プロジェクトで、
開発の中心メンバーはChatGPTで広くその名が知れ渡ったopenAI社の創業者サムアルトマンです。
ワールドコインは地球上に暮らす全ての人に独自のトークン(仮想通貨)を定期的に配るシステム(ベーシックインカム)の導入を目指しています。
AIが発展し、多くの人が職を失ったとしても、openAI社がAIで上げた収益をトークンで分配するそうです。
ただ、このプロジェクトを推し進めるためには課題が多くあり、一番大きな障壁としては個人情報管理が挙げられます。
全世界の人にトークンを配るわけですから、二重で受け取れないようにしければならないのと、
発展途上国のような政府機関がきちんと機能していないような国でも受け取れるように整備しなければなりません。
この対応策として、重複することがない網膜(虹彩)の模様パターンで、全世界の人間を把握しようとしているそうです。
網膜のスキャンはワールドコインが開発した「The Orb」という機械で行います。
7月24日に本格始動し、世界各地(日本、英国、インドなど)で実際に網膜のスキャンが行われました。
現在、200万人以上のユーザーを集めており、将来的に20億人のユーザーをワールドコインに登録させたいとアルトマンは語っています。
規模の大きな話で本当にこのプロジェクトが実現するかは眉唾ですが、
実現すると、openAI社が全世界の人の個人情報を管理して、独自の通貨を発行するわけですから、もはや世界征服なのでは・・・?😳
網膜のスキャンなど、SFの世界が到来した気がして今後の経過が楽しみですね。