サブプライムローン問題(1)

ひさびさに経済問題についてのブログです。(-。-)y-゜゜゜

みなさまご存じの通り、サブプライムローン問題が日本経済に影響を与え日本の株価も下げています。

対岸の火事と思われている方も多いと思いますが、生活に与える影響はとても大きいかもしれません。

石油価格が値上がりし、ガソリン価格は、155円/1ℓになっちゃって (大変だ! (^^ゞ
食生活に関係する商品も値上がりしています。

この状況もアメリカ発のサブプライムローン問題が関係しています。

では、サブプライムローン問題とは、どのようなものなのか?
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アメリカの住宅購入で利用されているサブプライムローンは、文字通りの信用履歴の低い借り手、
もしくは返済を遅延したことのある層に、最初の2年間は金利が5%程度と低いが、数年後に
10%を超える高金利で契約したローンの事だそうです。

アメリカの不動産バブルが続いているうちは、問題が表面化しませんが
いったん土地価格が下がったら、パニックが起こります。

日本でも似たようなローンがバブルの頃にあったかも。確か?
こんなに極端な金利ではないけど。 (-。-)y-゜゜゜

普通に考えて、信用力のある人でも10%以上の金利はなかなか返せないのに!!
低所得者やローンの焦げ付きの人に10%以上の返済は、金利だけでも無理です。

さらに、無審査に近いALT-Aローンや移民の低所得者:1000万世帯にまで、巨額ローンが組まれているそうです。

そして、アメリカの住宅ローンは、恐ろしく拡大し、2007年には、残高1500兆円にまでなったようです。
(日本のバブル崩壊のときの規模と比較しても比較にならないほど巨額です。)

米国で抵当流れになった物件の多くは、その50%から40%の価格で、落札されているそうです。
(まだ、値段がつくうちは良いが、そのうち値段がつかなくなるかも?(^^ゞ )

世界最大の金融機関であるシティバンクは、自己資本比率が8%を割っていいるそうです(7.2%)。
かつての日本の銀行のように、実質で債務超過に陥ることもあるかもしれません。
そんな訳で、この一大危機を救うため、アメリカやヨーロッパの政府や
FRBは、マネーを増刷して、市場に流し込んでいます。

そのあふれたドルが、オイル市場に流れ、投機的に石油が上がっているようです。

そして、僕らのガゾリン代も上がるという流れです。

世界は、つながっていると言うことかな??(-。-)y-゜゜゜

 

さらに怖いのは、ドルが価値を失うことです。

ドルの信用がなくなると、ドルが暴落し、基軸通貨でなくなる可能性も出てきます。

ドルをいっぱい持っている日本は大損します。

そして ・・・・

さらに怖い話になりそうです。

 

怖い話は、今の季節に似合わないので、この辺で

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