iPhoneで衛星を使った緊急SOSが使えるように

部屋と外の寒暖差で体調が良くないYu-ichiですneko.gif

暑すぎてプール中止とか意味わからないニュースが出るほど今年の夏は暑いですね。bikkuri01.gif

さて、今日はiPhoneのお話です。
各メディアでも取り上げられておりますが、Apple社のiPhoneで衛星を使った緊急SOSの利用が日本でも可能になりました。

今までは電波のあるところでしか使えなかったので、
キャリア通信やwi-fiが圏外になってしまうところではSOSが使えませんでした。
しかし、通信衛星を経由することでSOSの発信やメッセージのやり取り、
さらには位置情報の共有が行えるようになりました。

iPhone14シリーズからアメリカを含めた16ヵ国で使えるようになっていましたが、
今日公開された「iOS17.6」にアップデートすることで日本でも使えるようになりました。

ただし、この機能が利用できる機種は以下のものになります。

・iPhone 14/iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max

・iPhone 15/iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max

早速、手持ちのiPhoneのiOSをバージョンアップしたところ、
「デモモード」があったので試してみました。

やり方は「設定」→「緊急SOS」から一番下にある
「衛星経由の緊急SOS」の「デモを試す」をタップします。
すると、「衛星通信接続について」という画面が表示され、
何度か「次へ」をタップすると
「衛星通信接続テストは、必ず屋外で行ってください。」
というメッセージと共に「衛星通信接続をテストする」というボタンが表示されます。

ボタンをタップすると、モバイル通信を一時的にオフにするかという確認画面がでるので、「オフにする」を選択します。
そうすると位置情報を取得し、その後に衛星にスマホを向けるよう指示されるので
がんばって衛星をスマホで追いかけます。

最初に試したら失敗したらしく、
「次の衛星は2分後に使用可能になります」と表示されました。
再チャレンジすると無事に接続ができて、デモのメッセージが表示されます。

デモを試してみた感想ですが、衛星と接続するする際にはスマホを衛星の方向に向け続ける必要があるので、両手が使えなかったら難しいかもしれません。

また、衛星に接続した後にメッセージの送受信を行う時に、体感で10秒くらいかかってました。
しかもその送受信する時も衛星の方向にスマホを向けて接続なければなりません。

電波の届かない山奥で遭難したときなど、空が見えて時間的な余裕が少しあるときはいいですが、それ以外だとちょっと困るかもしれません。
屋内でも試してみましたが、やっぱり空が見えてないと接続が困難なようです。

気になる方は一度デモモードを試してみてください。neko.gif

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