こんにちは、kurokoです
AIにまけない分野として『日本の伝統芸能』に焦点をあて、様々な話題を皆様と共有していくシリーズ、 第三回は「歌舞伎」に関するお話です
歌舞伎とは?
歌舞伎×AI技術の新たな挑戦
昨年、NTTが発表した次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」を活用して、生身の歌舞伎役者と初音ミク(※)による息の合った演技が披露されました。
※初音ミクはボーカロイドでもおなじみの、バーチャルシンガーのキャラクターです。
NTTのIOWN技術について
先に、このNTTの技術がどんなものかをご紹介します。
IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)は、次世代の通信ネットワークを構築するための革新的な技術で、2019年に構想が発表されてから研究と開発が進められています。
5Gにも勝ると言われるこのIOWNの主な特徴と目標は以下の通りです。
超高速通信: 現在のインターネットよりも圧倒的に速い通信速度を実現します。これは、光通信技術を活用することで達成されます。
超低遅延: 通信の遅延を極限まで減らすことが目標です。これにより、リアルタイムのアプリケーション(例えば、自動運転車や遠隔手術など)がより安全で効率的に動作します。
大容量: 爆発的に増加するデータ量に対応するため、大容量のデータを高速で処理する能力があります。これにより、動画ストリーミングやクラウドサービスがさらに快適になります。
低消費電力: 現在の通信ネットワークと比べて、エネルギー効率が非常に高いです。持続可能な社会の実現に貢献します。
このように、IOWN技術は未来のスマートシティや自動運転車、医療、エンターテインメントなど、様々な分野での革新的なサービスやアプリケーションを支える情報通信基盤だと言えます。
コラボの概要
IOWNが現在のインターネットに比べてタイムラグを200分の1に抑えられることから、リアルの動きをCG化して瞬時に送信できる技術が活かされ歌舞伎とのコラボが実現しました。