空気が乾燥してくると喉がいがいがはじまるsinosanです。
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先日、都内でおきた居酒屋火災では、尊い人命が失われ、防火体制・避難口の確保が必要と
思わせられます。またに行く、旅行先でもホテルや旅館に宿泊した際、非常口の確認など、
そこそこに温泉に浸かりのんびりしてしまいますが、改めて、日常に潜んでいる恐怖を感じます。
そこで、てんぷら鍋に火がついてしまった時、誤った判断で大きな火災になってしまいますが、次のうち
民間でよく言われている消火の方法で正解と思われるのはどれでしょうか。
1、火のついたてんぷら鍋に、蓋をする
2、濡らした布を鍋にかぶせる
3、マヨネーズを投げ入れる
4、やさいを投げ入れる
5、水をかける
すべて、正解といえるものはありません。ただし、条件によっては正解となります。
1、の場合、いったん火は消え、消火したように見えますが、コンロの火をつけたままでは、蓋をあけた
場合再度発火するケースが多いようです。鍋に蓋をしたら、コンロの火は消すようにしてください。
2、の場合、火が入ったばかりの小さな炎なら有効な手段ですが、炎が大きい場合は、かけた布が
もえてしまうケースがあります。
3、の場合、マヨネーズの容器が溶けてしまい、中身が飛び散ってやけどをすることもあり、消火には
全く役に立ちません。
4、の場合、野菜の持っている水分が油で熱せられ飛び散り、逆効果になることもしばしばあるようです。
これも効果はありません。
5、の場合、居酒屋火災でもあったように一番悪いケースです。炎は天井まで立ち上がり大惨事になる
こともあります。
では、どうするかですね。
やはりてんぷら油の火には、専用の強化液の入ったタイプの消火器を使うのが一番良いようです。
スプレー式の初期消火用の強化液入りのものもあるようです。
一般の消火器も使い方では、危険だそうです。
そこで、疑問。
IH調理器具は発火しないのか。
通常のてんぷら油の量(600CC)くらいなら、温度調節機能があり、油の発火温度までは上昇しません。
ですが、200CCくらいの量の油を使っている場合、温度調節機能がうまく働かず、発火する場合も
あるそうです。
なんでもそうですが、過信は禁物です。くれぐれもご注意ください。