小旅行が好きで旅番組や情報番組をよく見ますが、
いつも見ている朝の情報番組で、山梨県の忍野八海を生番組で放送していました。
忍野八海(おしのはっかい)とは、山梨県の忍野村にある池のことで
富士山へ降った雨や雪が地中を通って忍野村に湧き出てそれでできた池が
忍野村に八箇所あり、その名前がついたそうです。
忍野八海は富士山から80年の歳月を経て、沸いてくるそうです。
今の季節、数年まえなら数十センチの積雪量があるそうですが、徐々に積雪量も減り
ことしは暖冬に加え温暖化の影響もあり、まだ3回の降雪しかないそうです。
忍野八海から見える富士山の写真を撮り続けている、80歳になる旅館のご主人も
こんな事は初めての経験だそうです。
また、観光客のマナーの悪さも目立ちました。
生放送の映像の中には、澄んだきれいな水とともに、忍野八海にしかない藻の映像とともに
虹鱒の姿も映し出されていました。
その藻と並ぶように空き缶やペットボトルも映し出されていたのです。
地元のボランティアの方々が月に一度清掃作業をしているそうですが、
いっこうにごみが減らないそうです。
少し歩けば土産店やトイレもあります。
そこには、ゴミ箱もあるでしょうに。
せっかくの景観も台無しです。
残念でなりません。