atsushiの記事を読んで、絶対レーシック手術は、やらないと確信したtakaです。
「目の表面をさくっと切る」なんて、残酷過ぎる。。。
ところで最近、意図的に?
「政府紙幣」なる言葉がマスコミ報道されています。
「政府紙幣」って?
政府紙幣とは、政府が直接発行し通貨としての通用力が与えられた紙幣の事です。
中央銀行の発行する銀行券と同じ法定通貨としての価値を持つとされます。
過去にも、明治維新後や第一次大戦時の戦時支出のために
「政府紙幣」が大量に発行された歴史があるようです。
政府紙幣を発行すべきと主張する人の意見では、
政府紙幣は、国債とは違い償還不要で金利が付かず債務にならない利点があり、また、通貨供給量を増大させ、適度なインフレに導く手段にもなると言っています。
その反面、裏づけのない政府紙幣を無制限に発行すれば猛烈なインフレーションを発生させる危険性もあるようです。
日本銀行は、発行すると円の信用が著しく低下し、インフレーションとともに大幅な円安が進行すると警告しているようです。
なぜ?今「政府紙幣」なのか?
最近急に、日本で、政府紙幣やゼロ金利国債などと言われるようになった。
なぜ?今「政府紙幣」なのか?
今やバブル崩壊以降、つもりにつもった国の借金は、1000兆円以上と言われています。
(国債・地方債が800兆円、他に短期借り入れ200兆円ぐらいあるようです)
さらに、今回の世界恐慌で、新たに国債を追加発行しようとしています。
金融機関には新しく発行される2009年度の33兆円の国債を、買う余力がない。
企業も金融収縮と実需の急減で、生き残りを掛けて、過激なリストラに入りました。
もちろん、国債を買うより、現金の確保が最優先です。
家計も、90年代までのように、世帯の貯蓄増がありません。
当然国債を今まで以上に買い増す余力は、ありません。
つまり理由は、09年度に予定されている、33兆円の新規国債発行の買い手が、いないのでしょう。
「国債の買い手がいなくなる?」
「国債の買い手がいなくなる」これは、危機的な事だといえます。
国債が売れず、国債の価値が落ち、市場の金利が上がり、
800兆円の国債・地方債が下落することよる金融機関の信用危機は、米国の住宅価格下落による信用危機に匹敵する規模と思えます。
このような危機に直面して、
「政府紙幣」及び相続税を引き当てる「無利子国債」論が出てきたのでしょう。
つまり、日本の財政は、そこまで追い込まれている・・と いうことでしょう。
財政規律を守るべきでは?
今後、日本では、最短でも2年間、GDPがマイナスに転じる事がほぼ確定しています。
たしかに、政府が経済対策を打てれば、金融・経済に、確かに効果はあるかもしれない?
しかし、その財源を作るための、政府紙幣発行や国債発行は、
通貨価値の下落と、金利の上昇、国債価格の下落を発生させ、効果以上に危険な賭けになるかもしれません。
今こそ、勇気を持って、財政出動より財政規律を守る時ではないでしょうか?
みなさんは、どう考えますか?
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