今年に入って、ひったくり事件が急増しています。
経済状況の悪化が原因と思われますが、
単純に「遊ぶお金がほしかった」などといった理由でひったくりをする若者も増えています。
派遣切りで職を失い、やむにやまれずひったくりをする人も多いといいます。
去年の今頃に比べると約40%のUP、全国では、2万件にのぼるとされています。
被害者の93%が女性で、内およそ4割が自転車に乗っている方、その中でも
9割が前かごにいれたバッグが狙われています。
では、なぜ女性がおおいのでしょうか。
男性の場合、財布や携帯電話はほとんどの人が身につけているのに対して
女性はそれらをバッグに入れて持ち歩くことが多いというのが理由だそうです。
買い物帰りの主婦が乗る自転車の後ろからオートバイで近づき前かごにあるバッグを
強引に奪い取っていく手口はあっという間の出来事で声もでず、年配の方では
追いかけることもできなかったと被害者は口をそろえるそうです。
若い人でも、歩きながら携帯電話を操作していたり、自転車に乗りながら
ヘッドフォンをつけて音楽を聴いたりすることも、まわりの状態が把握できないため
危険だそうです。
では、どうしたらいいかです。
自転車に乗り前かごにバッグを入れる場合は、ネットを掛けることで、
大部分のひったくりを防げるそうです。
また、右側の歩道を歩く場合は右側に、左側を歩くときは左側に
バックをもってくること(建物側に)となるべく建物側を歩くことだそうです。
みなさん、気をつけましょう。