今年に入ってミツバチ不足が深刻化しています。
今、花が咲いてこれから実を結ぶ夏野菜や果物はこの時期ミツバチによって交配をし
そのことで多くの実を結び安くて美味しいものが私たちの口に入ることは皆様ご存知のことと思います。
では、なぜミツバチが不足しているのでしょうか。
ミツバチは女王蜂を中心とした体制をとっています。
女王蜂はせっせと子を生み、その子のために働き蜂が蜜を集めてくる仕組みです。
いま、日本では女王蜂はオーストラリアなどから輸入をしています。
その女王蜂が激減しているのです。
輸出どころではなくなっているのです。
病気・天候不順。
原因はただいま調査中だそうですが、ミツバチがいなければ交配の手助けをしてくれる
ものがなくなり、人間の手で行わなければならないことになります。
挙句の果てには、ミツバチ泥棒も出てきているようです。
人間の行う量には限界があり収穫できる量にも限度があります。
さくらんぼ、スイカ、メロンなど皆ミツバチの恩恵を受けているものばかりです。
養蜂家では、監視カメラや発信機など巣箱につけて防犯対策を取っている所もあるようです。
ミツバチをレンタルで使っている業者もレンタル料の値上げで困窮しているようです。
当然、野菜やくだものの値上がりが予想されます。
そこで、今からでも遅くありません。
今年は、プランター菜園を始めませんか。
日本ミツバチが減少した要因の1つに、毒性の強い農薬の使用があります。ネオニコチノイドという農薬で、ミツバチの神経系を犯すらしい。
日本でも以前、使用されていた有機リン系の農薬は、だんだん効かなくなり、どんどん毒性が強い農薬が開発され、使用されているようです。
この事実は、隠されていて、マスコミも積極的に取り上げない。
いずれは、人間にも何らかの害を及ぼすことでしょう。
怖い事です。