takaです。
円高に耐えられるのか?
21日、円相場は1ドル=75円78銭まで急騰し、過去最高値を更新しました。
おまけに、対ユーロでも105円台の円高突入しています。
2008年には、160円ぐらいでしたのでドル以上に円が高くなっています。
まあ円高と言うより、ユーロ安、ドル安が急速に進んだ訳ですが
さすがにこれだけの円高が続くと、大手企業も危険な状態になってきたようです。
日本企業の体力がなくなっている
今週、パナソニックがテレビ事業を縮小する?と言うニュースが発表されました。
プラズマテレビ用パネルの最新鋭工場での生産を今年度中に中止し、
茂原市の液晶テレビ用パネル工場は売却し
希望退職で数千人規模の人員を削減するという鬼気迫った内容です。
かつてテレビ事業で世界1だったパナソニックがこんな状態に追い込まれているのですから
日本の全ての電機大手がテレビ事業そのものを維持できるかどうかの瀬戸際にまで追い込まれていると言うことでしょう。
主力のテレビ事業を失ったら家電業界は、どうなってしまうのでしょうか?
日本メーカーの技術的な優位がなくなり、
韓国や台湾勢との規模を拡大による熾烈なコスト削減競争と投資競争に負けて
販売価格も急落し利益率が下がり、世界シェアーでも韓国勢に逆転された。
さらに、昨年の地デジ特需もなくなり、国内需要が激減した
そこに今回の円高が未来も奪ったという事でしょう。
テレビに限らず他の家電機器も同様の構造でしょう。
さらに加速するかもしれない円高
今のヨーロッパやアメリカの状況を考えると、今のレベルの円高が継続すると思えます。
ユーロ危機が表面化すれば、さらに円高が加速すると思われます。
もはや、この円高を逆手にとって、海外に拠点を移すしかないのでしょうか?
(海外に進出した企業もタイの洪水のように別のリスクを背負う事になるのでしょうが・・)
既に日本は、ものづくりに適さない国になってしまったのでしょうか?
本当に大変ですね@-@
夜になると、おなかがすきますが^^我慢します