最近、花の咲く季節になったのに「ミツバチ」や「蝶」をほとんど見かける事がなく
さらに、「ミツバチ」や「蝶」などの昆虫を食べるトカゲや鳥なども急に減っていると気がします。
以前にも「ミツバチが消えてしまう」事をブログに書きましたが
いよいよ生態系が崩れて大変な事になっているように思っていました。
以前の記事は → https://www.netimpact.co.jp/758/
そんな事を思っていたやさきに、「ヨーロッパでミツバチに有害な農薬の使用が禁止される」と言う記事がでました。記事の内容は、以下の通りです。
EUミツバチに有害な農薬禁止
欧州連合(EU)の欧州委員会は24日、植物の受粉などで重要な働きをするミツバチに有害とされるネオニコチノイド系農薬3種の使用を今年12月から原則禁止すると発表した。
同系農薬は日本の化学メーカーも製造している。
欧州委によると、ミツバチは欧米で減少傾向が続いており、原因の一つがこれら農薬使用とみられている。
EU加盟国は9月末までにネオニコチノイド系農薬の使用許可取り消しなどの手続きを進める。
・・と言う内容でした。
ヨーロッパでは、ミツバチなどの昆虫が減った原因の1つが確定したという事ですね。
では、日本でもこの農薬が原因でミツバチが減っているのでしょうか?
このネオニコチノイド系農薬の事を調べてみると
どうやら日本でもこのネオニコチノイド系農薬が使われているようです。
ネオニコ系農薬は、殺虫剤として、水田に散布されたり、果樹、野菜などの栽培に広く使われているそうです。
また、森林に空中散布されたり、公園などの防虫剤や殺虫剤として、
そして、家庭でも殺虫剤やシロアリ駆除などにも使用されているそうです。
日本では1990年代から現在も継続して広く使われているようです。
ミツバチなどの昆虫に壊滅的な影響があるのですから、他の生き物にとっても
もしかしたら人間にとっても有害かも?と思えます。
特にこの農薬を散布している農家や林業に携わる人たちに健康被害はないのでしょうか?
最近、身の回りでもアレルギーや呼吸器系の病気が増えている気がします。
中国から飛来するPM2.5なども問題になっていますが、身近な環境でもさまざまな化学物質が蔓延しています。
日本でも一刻も早くネオニコチノイド系農薬を使用禁止にしてもらいたいものです。