エアコンがないと死んでしまいそうなtakaです。
日本は今や亜熱帯地域のようですね?
最近の夏は、猛暑が日常になってきましたね。日本はいまや亜熱帯地域に属する気がします。
日本の平均気温は、この100年あたりで、およそ1.1℃の割合で上昇しているそうです。
特に1990年代以降、高温となる年が頻繁化していて温度上昇のペースはさらに上がっているようです。
気温の上昇にともなって、猛暑日や熱帯夜は増え、冬日は少なくなっているようです。
地球温暖化で世界中の気温が上昇している中でも、日本の気温上昇は世界の平均に比べても大きいそうです。これは、日本が地球温暖化による気温の上昇率が比較的大きい北半球の中緯度に位置しているためだそうです。
まるで熱帯地方のスコールのよう
また、最近は毎日のように豪雨が発生しています。まるで熱帯地方のスコールのようです。
それも、以前と比べると前兆(風や小雨、遠くの雷の音など)がなく、突然に局地的に豪雨に襲われる感じですね。
統計でも1日に降る雨の量が100ミリ以上というような大雨の日数は、長期的に増える傾向にあるようです。
この集中豪雨を引き起こす要因としては、地球温暖化による要因以外にも
自動車やエアコンの室外機から出る排熱などが、狭い地域で集中して発生することで急激な上昇気流を引き起こし、都市部の上空における積乱雲の発達につながり、大雨をもたらすということなのです
地球温暖化のなかで日本の豊かな海が失われつつあるようです。
現在、日本の海でも劇的な変化がおきているようです。
「海のゆりかご」と呼ばれ、多くの命を育んでいる藻場が日本各地の海から急速に消え始めているようです。
地球温暖化がひとつの要因で、海水温の上昇で海草の生長が阻害され、さらに活発に動き回るようになった魚やウニに食べられてしまうようです。
また、温暖化で気温が高くなって海面が温められて栄養豊かな深い水が上に上がってこないため海藻が栄養不足となり成長できなくなしまうようです。
この「海のゆりかご藻場」が消える現象は、日本近海だけでなく世界中で起こっているそうです。
近いうちに、海の生態系全体に影響し、世界中の漁業が衰退に向かうのかもしれませんね。
人間が原因で引き起こされた環境変化の被害者
いずれにせよ、地球温暖化にしてもヒートアイランド現象にしても、人間が引き起こした事なので、人間にとっては当然の報いかもしれませんが、人間以外の生物にとっては生存を脅かす深刻すぎる問題になります。
人間は、エアコンを使ったり・・、多少なりとも対策がとれますが、他の生き物はそうはいきません。
実際に地球の気温が1~3℃上昇すると生物種の20~30%が絶滅の危機に瀕すると予測されているそうです。
暑さに弱い生物の一部は滅び、代わりに増える種もあるしとも考えられますが、
実際には、現在、地球上の生物は急速にその数を減らしているそうです。
早すぎる環境変化に対応できない
もともと環境変化は、新しい種の進化を促し、新しい生物多様性を作り出す上でも重要な役割を果たしてきましたし、われわれ人間が、地球上で繁栄できるようになったのも環境に適応できたからとも言えます。
しかし、現代の環境変化や絶滅速度があまりに速すぎて、次の世代の生物を生み出す進化時間が追いつかず、生物多様性が完全に崩壊してしまうのではないかと言われているようです。
とても深刻な未来が確実にやってくるのでしょうか?
本来、地球上の生物は、生態系というシステムの中で物質とエネルギーの循環を行い、その生息数のバランスをとってきましたが、人類の爆発的な人口増加とエネルギーの過剰消費は、このような生態系ピラミッドを完全に崩壊させてしまうのでしょうか。
とても深刻な未来が確実にやってくるのでしょうか?
・・とは言え、
この暑さが続くと、エアコンをつけないと熱中症になりかねません。
せめて、設定温度を高めにすることぐらいしかできないのが現状ですね。
次回は、
TPP、アベノミクス、中国のバブル崩壊、ユーロ危機の再燃・・など身に迫る経済変化について書きたいと思います。