Takaです。ちょっと喉が痛くて何となくダルイ感じがします。
この時期は、花粉のせいなのか?風邪気味なのかわかりませんね。
前回に引き続き、今年の経済展望についてふれたいと思います。
前回記事は、こちら、→ https://www.netimpact.co.jp/environmental-change/21114/
2016年ついに始まった日本の人口減少
国勢調査で、日本の人口は1億2711万47人
前回の5年前の調査と比べて94万7000人、率にして0.7%減ったと発表されました。
日本はついに、今後加速度をつけて、人口が減り続ける状況に、はっきり入ったようです。
つまり、高齢化と少子化により、死亡者数が出生者数を上回る自然減のほうが毎年大きくなる事が確定したという事ですね。
都道府県別では、前回より人口が増加したのは、東京・愛知・埼玉など8つの都と県で 人口が減少したのは39の道府県だそうです。
東日本大震災以降で、大きな被害を受けた岩手・宮城・福島の3県は人口減が深刻のようです。
埼玉県は県全体では人口はまだ増えていますが、東京から離れた地域では既に人口減が始まっています。 弊社のある市も4.3%も人口が減ったようです。
人口が減ると・・ 労働人口も減りますね
上記のように、高齢化で退職者が増え、少子化で新たな労働者が減るのですから 働く環境が変わらなければ、普通に考えて、人口が減ると労働人口も減る事になります。
2015年の日本の自営を含む就業者は、総人口1億2673万人の50%程度の6360万人だそうです。
2040年の人口は、約2000万人減って、1億726万人と予測されているそうです。 日本の人口が一億人を割る時代が確実にやってきますね。
人口減に伴って、就業者は、2010年代は、年率で19万人減り、20年代には45万人、30年代には76万人ずつ減っていくそうです。
労働人口が減ると国力(GDP)も下降線になる
人口が減り、労働人口が減り、労働者も高齢化すると、 生産性が増えない限り確実に国力も下降線になります。
政府は、2%ぐらいの成長を目指していますが、現実には達成は難しい状況です。 2016年は、日本の国力が衰退し始めるスタートの年になるのかもしれませんね。
国力が衰退するのは、ほぼ確定した未来かもしれませんが
企業や個人としては、今後の状況を見据えたうえで、生産性を上げて競争力をつけていく方法を考え実行していくしかないようですね。