急に寒くなってきましたね。Takaです。
北半球が冬に向かうこの時期に、やはり新型コロナの感染者が増加しはじめています。(やはり、インフルエンザと同様に、気温が低くなるとウィルスが活性化するのでしょうか?)
新型コロナ第二波の到来
特に10月度から、ヨーロッパでコロナの感染者数が再拡大して、ヨーロッパ各国がコロナの第二波に襲われている状況のようです。(死者が死者は増えていないようですが救いですが)
急速な感染者の急増のため、再び集中治療室がひっ迫し、医療体制が崩壊しかねない状況になりつつあり、イギリス、フランス、スペイン、イタリアなどは、夜間の営業自粛や外出規制、バーや映画館の弊社、一部の国ではロックダウンに踏み切るなど規制が強化されています。
ハロウィンやクリスマス商戦を控えるなか、飲食店や娯楽施設や観光や交通産業など、経済にも多くの影響をあたえるだろうと思われます。
そして、ヨーロッパから1週間くらい遅れていますが、アメリカも感染者が急増し始めました。
世界での新型コロナは、10月には、1日38万人に増加しています。
5月の、8万人/日の約5倍という状況です。これからまさに世界が新型コロナウィルスの第二波に突入しようとしています。
ヨーロッパ・アメリカの感染確認数(ロイター)
第一波(およそ4月) 2020年10月23日付近
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(2)米国 3万人~3.5万人/日 8.4万人/日(2.5倍)
(3)フランス 1.3万人/日 4.2万人/日(3.0倍)
(4)英国 4500人/日 2.6万人/日(5.5倍)
(5)ドイツ 5000人/日 1.2万人/日(2.4倍)
(6)スイス 1000人/日 5500人/日(5.5倍)
(7)イタリア 5000人/日 2万人/日(4.0倍)
(8)スペイン 6500人/日 1.6万人/日(2.5倍)
(9)ロシア 1.1万人/日 1.6万人/日(1.5倍)
(10)オランダ 1000人/日 8000人/日(8.0倍)
11月から波乱の予感が??
日本では幸運にも、東京で1日200人とヨーロッパやアメリカと比較すると桁が2桁低い状況ですので、現時点では、Go Toとか経済を拡大させる政策を継続できていますが、どこかで第二波に直面する時期が訪れると思われます。
そして、コロナの感染拡大とともに、もう一つ世界の方向性を決める『アメリカ大統領選』がもうじき決着します。
日本でも、2/3の企業が減益となり、これから多くの会社で人員整理などのリストラが表面化し始めています。
現時点では、世界中で行った巨額の緊急の財政支出と特例の貸付金によって、実体経済や株価や債務を支えられていますが、コロナの第2波に、はたして耐えられるのか?
11月は、世界的に大きな変動の節目の時になるように思われます。