アメリカ長期金利の上昇とインフレの予感

アメリカ長期金利の上昇

takaです。年明け以降、アメリカ10年金利の上昇が止まっていません。

アメリカ10年金利は、コロナショック前の2020年1月頃は、実質10年金利は、ゼロ金利に近い状況でしたが
3月中旬には、ついに1.70%を突破しました。この半年で2.5倍以上上がった事になります。

ドル高/円安も進み、本日は、1ドル110円を超えました。

危険な兆候の原因、アメリカの巨大な負債

以前からの負債に、さらにコロナの財政支援も重なりアメリカの国債の残高は、2021年2月には30兆ドル(3150兆円)を超えています。

さらに、3月にはバイデン政権は、200兆円の経済対策を発表しています。

アメリカでは、この巨大な負債の影響で、長期金利が上昇し、インフレも加速しています。

コロナ渦でアメリカと同様の巨大な負債が、日本も含め世界中に蔓延しています。
世界は、いつまでこの強大な負債に耐えられるのでしょうか?

政府や経済学者は『自国通貨を発行できる政府は、インフレにならない限り、大量の国債発行をある程度許容する』できると『MMT』という経済理論を主張していますが、個人的にはまったく事実と思えません。cat_7.gif

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