おバカな公共工事
takaです。 散歩の道筋で、川沿いをあるくと、ススキや秋アカネも姿を消し
もう秋も終わろうとしています。
そんな景色の中、散歩道の川沿いに河川工事が進んでいます。
不況で、お決まりの公共工事です。
必要性は疑問ですが、治水目的で地域の土木業者に仕事が発注されています。
工事が進んでいます。 工事前は、季節ごとにいろいろな植物や動物生息していました。 | コンクリートで固められ、一見して見た目はよくなりましたが、自然は消えていきます。 |
今年も、税収は、40兆程度しかないのに、90兆以上も支出する日本。
この国や地方自治体の借金は、1000兆円を超え、とても返せそうもない金額に膨らんでいます。
そして、今なお、お決まりの公共工事に、ばらまかれています。
未来の子供に、膨大な借金を残し、未来から前借りし、未来の富を奪い
そして、そのお金で未来の子供たちに良いと思えないような環境を創っているように思えます。
ススキや葦は、刈り取られ、川辺が、コンクリートで固められていきます。
人間にとっての景観は、一見して良くなりますが、
コンクリートに固められ、葦や水草が消え去り、ススキも生える場所を失うでしょう。
秋アカネも幼少期のヤゴの世代の住処(すみか)を壊されていきます。
数年後の子供たちは、この場所で、秋アカネや川辺の植物を見る事はないでしょう。
時代が求める変化
昨日、ホンダに続き、来期からトヨタやブリジストンがF1から、撤退という発表がありました。
経済危機の問題もあるでしょうが、突き詰めていくと
「早く走る」「早く止まる」「早く曲がる」というF1が目指してきた方向
今までの100年の自動車の目指してきた方向が
これからは、「環境」や「資源」といった方向にパワーシフトするという事が宣言されたと思います。
きっとこれから、
車の業界では、過去100年に起きた車の変化に等しい変化が、
10年程度に圧縮されものすごいスピードで起こるでしょう。
河川工事も、「コンクリートによる治水」という方向から
「環境や生態系を考慮した治水」に一刻も早くシフトしてもらいたいものです。
みなさんは、どう考えますか?
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