Takaです。ついに日本が1日のコロナ感染者数で世界1位になってしまいました。
まさか？
今、世界中が想定を超える状況に陥っているようです。
世界で起こっている主要な変化を整理してみたいと思います。
世界の消費者物価指数と制作金利
アメリカのインフレ率は2022年5月に40年ぶりの高水準に達し、側近では9.1％に達しました。
ヨーロッパでは、ウクライナでの戦争によるエネルギーや食料の高騰により、欧州では5月のインフレ率が前月の7.4％から8.1％に上昇し、過去最高となった。
特にイギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアではインフレが進んでいます。
イスラエル、韓国でもパンデミック発生以降、インフレ率が大幅に上昇しています。
日本は2.2％と他の国との比較では、インフレ率は低い状況ですが、長くデフレに慣れている国民の実感としては数字以上の物価高を実感しています。
ＩＭＦが発表した成長予測
IMFの経済予測によると、アメリカでは金融政策のさらなる引き締めによる不動産の値下がりや家計の購買力低下、今年と来年の成長率はそれぞれ2.3%、1%に減速すると予測されています。
ユーロ圏の成長率はウクライナ戦争と金融政策引き締めの波及効果を反映し、今年と2023年の予測値がそれぞれ2.6%と1.2%に下方改定されました。
中国では、度重なるロックダウンや深刻化する不動産危機を理由に3.3%まで引き下げられました。
これからアメリカ、中国、ユーロ圏という3大経済国がすべて失速するという危機を迎えようとしています。
ウクライナに侵攻したロシアは、経済制裁と巨額の戦費などにより、-6%と予測されています。
そして日本は、1.7%とあいかわらずの低成長予測です。
世界中に広がったインフレ、世界全域での成長率の低下、長期化したウクライナ戦争
そして、2年以上続く、コロナによるパンデミック
過去にこれだけの不安材料が世界中で発生した事は記憶にありません。
今世界は、過去の想定を超える不確実な方向に進んでいる気がします。
みなさんは、どう考えますか？
