Takaです。イスラム組織ハマスのイスラエル攻撃から2週間、今日、李克強前首相が死去の報道もありました。日本を取り巻く環境が急速に変化している気がします。
イスラム組織ハマスのイスラエル攻撃から2週間「金」と「原油」が値上がり
イスラム組織ハマスのイスラエル攻撃から2週間が経過し、イスラエルによるガザ地区の地上侵攻など有事のリスクが意識されている状況下で、「金」と「原油」が値上がりしています。
金の国際的な取引の指標となるニューヨーク先物価格は2週間で8%高騰し、原油相場も不安定になっています。
原油の先物は、ハマスの攻撃開始から3日で一時5%あまり上昇。直近では19〜20日に1バレル90ドル台の高水準を記録しました。
ドル円レートが1ドル150円台入り
ドル円レートは1ドル150円の節目を超えて、ドル円レートは一時1ドル150円30銭台まで円安が進みました。27日の東京市場でも150円台が維持されています。
防衛線を超えて、円安が進めば、日本政府による為替介入もあるかもしれません。
世界の株価の評価は?株の価値の基準となるPER
世界の主要国の株の価値の基準となるPER(株価÷次期予想純益)の数値を比較してみます。
◇ 『アメリカ』 NYダウ23.7倍 ナスダック:22倍 S&P500:20.6倍
◇ 『日本』 14.7倍
◇ 『ドイツ』 11.4倍
◇ 『フランス』 12.5倍
◇ 『イギリス』 10.8倍
◇ 『中国』 11.3倍
◇ 『韓国』 9倍
企業利益に対して、株価がどのくらい未来価値を評価しているのか?
PERの数字を比較すると、明らかに2極化している状況です。
明らかにアメリカの株価の評価は、ヨーロッパ・中国に比べて高くなっています。
個人的には、アメリカの株価は、バブルの状態にあると思います。
アメリカ・日本は、好況を維持できるのか?
現時点で、アメリカはGDPが4.9%増で推移しており、統計データからは経済は好調と言えます。
日本も株価を見れば、年初より値上がりした状況にあります。
日本は、世界的な金利の高騰の環境下で、円の価値の下落・原油高・インフレが加速する状況で、いつまで好況感を維持できるのか?
2024年には、現在好況と思われるアメリカ・日本にも大きな変換点が訪れると思います。
みなさんは、どう考えますか?