バブルと思える株価
アメリカの株価が連日、最高値を更新しています。
つられて、日本平均も4万円を超えています。
強すぎるドル
先週、日銀がマイナス金利政策を解除したあとも、じりじりと円安ドル高が進んでいます。
27日の東京外国為替市場、円相場は、一時、1ドル=152円に迫り、1990年7月以来、33年8か月ぶりの円安ドル高水準となりました。
ドルは、円以外の通貨に対しても、1強の存在になっています。
中国・ヨーロッパが失速を続けている中、アメリカの株価もドルも高い状況が続いています。
急増するアメリカの国債の債務
アメリカの対外債務は、推定25兆~30兆ドルだもあるようです。
アメリカの国債の金利が4%~5%に上がっているので、アメリカ政府にとっては国
債の満期が来てら新規の国債の発行金利が2~3倍に上がり、金利負担が増加している状況です。
2023年のアメリカの経常収支の赤字は、8188億ドル(123兆円)に達しています。
都市部の商業用不動産の下落による負債も巨額になっていると推測されます。
政府や銀行の抱える隠れ債務が膨らんでいて、企業の利益率も減少している中、株価は続伸しています。
負の部分が隠されているかも?
雇用統計なども好調という事になっていますが、移民が急速に増え雇用にカウントされているようですし、生活難から副業をする人が相当数増えていて雇用数がダブルカウントされてようです。
大統領選を控え、負の部分が隠蔽され、株価も業績に比例しないバブルの状況に思えます。
アメリカの好調はいつまで演出できるのでしょうか?
みなさんは、どう考えますか?