(2)アメリカの1強状態は続くのか?

Takaです。前回に続き『アメリカの1強状態は続くのか?』を
特に不動産を中心に考えてみたいと思います。

コロナが変えたアメリカの働きかた

コロナの後もアメリカの都市部では、40%くらいの社員は、リモートワークが定着し、
オフィスの空室率も40%~50%の高い状況が継続しています。


急速な商業用不動産の賃料の下落と不動産価格の下落

空室率の高止まりで、賃料も下落しています。
商業用不動産の価格指数は、全米平均で2021年から24年3月の間で、23%下がっているそうです。都市部では、40%以上下落している地域も多いようです。

不動産の金利上昇、そこにローンの借り換えが

2024年・25年は、商業用不動産ローンの借り換え期になるようで、その金額も1.5兆ドルという膨大な金額になるようです。
新規の金利は、約7%と10年前の2倍に上がっているので、利払いも2倍になります。
借り手の不動産会社や投資家、貸し手の銀行も大きなリスクを抱えています。b-orooro.gif

アメリカは、巨大な負債を続けられるのか?

コロナ後のアメリカの政府・企業・世帯は「負債漬け」になっています。

GDPの3倍にも膨らんだ負債になったアメリカで、長期金利が約5%台と2020年の6倍に上がると、どうなるのでしょう?

既に、借金で経済を急成長させた中国は、不動産バブルの崩壊をきっかけに崩壊しています。cat_6.gif
中国と同様に、借金で経済を成長させてきたアメリカは、このまま借金を増やし続けられるのでしょうか?emoji482.gif
みなさんはどう考えますか?sayonara.gif

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