takaです。
先日「ミトコンドリアDNA」についての番組をやっていました。
印象に残った部分をお伝えしたいと思います。
2億5千年前、
地球の巨大な地核エネルギーで、1つの大陸プレートが分解され今の5大陸ができたそうです。
やがて、今のアフリカ大陸が2つに分断されるらしい。
人類の祖先は、アフリカ大陸を南北に走るこの大地溝帯付近で20万年ほど前に誕生したとされいます。
大地溝帯は、西側がおもに森林で、東がおもにサバンナだったようです。
深い森で暮らしていた類人猿の仲間であるヒトの先祖は、余儀なく草原へとその生活領域を移さざるを得なかったようだ。
そして、草原での生活が四足歩行から二足歩行に移るキッカケになったのではないかと言われています。
またヒトとチンパンジーは遺、伝子レベルでは1%しか違わないそうですが、
草原への移動がこの1%を生んだのかもしれません?
人間の細胞内にあるミトコンドリアのDNA情報をたどっていくと、20万年前のこの地域のアフリカ女性に行き着くそうです。
興味深いのは、ミトコンドリアのDNAをたどると
数万年の歴史の中で、大地溝帯をわたり草原の外にでたのは、わずか150?~2000人に満たない人数だったという事です。
わずか、わずか150?~2000人の祖先が、
やがて、ヨーロッパーやアジア、オーストラリア、アメリカそれぞれの大陸や島に広がっていったそうだ。
そうやって、我々の先祖は、何万年、数世紀の旅を続けて、日本列島までたどりついたのだろう。
最初に大地溝帯を旅立ったわずか150?~2000人の人がいなければ、
今や60億を超える人数にまで増え、こんなに多くの人種や多くの文化が育つ事はなかったでしょう。
(増えすぎて、地球環境を壊すほどの存在になってしまいましたが・・・
今、世界が大きな経済危機に直面しています。
しかし人類は、誕生時より、困難に向かい合いチャレンジを重ね道を切り開いてきました。
きっと、この危機を勇敢に乗り切った人や企業が新しい未来を切り開いていくのでしょう。