抗酸化物質を多く摂取しようと思っているtakaです。
前回は、温暖化の原因とされている二酸化炭素の事を書きましたので、
今回は、酸素について書きたいと思います。
<20億年以上昔の話>
20億年以上前の地球の原始生物は酸素のない海の底で暮らしたそうです。
やがて、20億年前頃、バクテリアや海中植物の出現により酸素が増えることにより、環境が変化します。
<猛毒 酸素の出現>
現在の生物と違い、20億年前の生命にとっては、酸素は、恐ろしい毒物です。
酸素に傷つけられた生物は死滅してしまいます。
海中に酸素が増えるに従い、原始生物は酸素の脅威にさらされるようになります。
しかし、危機にさらされた生命は危機を乗り越えるために次の段階に進化します。
<進化1、酸素を分解する>
ひとつめは「酸素分解酵素」です。
これで酸素が遺伝子を傷つけることから自分を守ることが可能になりました。
<進化2、酸素を利用する>
さらに重要なのが2つ目の「異なる生命の取り込み」だそうです。
この時点において誕生していた細菌の中には酸素を利用してエネルギーを作り出すものがいたそうです。
原始生物は、細菌を食べるために一旦体の中に取り込んでから消化・吸収をします。
その過程で光利用細菌を取り込んだ後、消化せずに自分の体内で生かし続け、酸素の利用をさせるものが現れたそうです。
それが現在のほとんどの生物の細胞内に見られるミトコンドリアです。
ミトコンドリアを得ることにより、それまで毒物でしかなかった酸素を利用して
エネルギーを獲得する方法を得ることができました。
このように生命は、激変する環境の中を生き延びていきました。
酸素に対抗する能力を持てなかった生命は死滅するか、あるいは酸素のない環境で生き延びるかどちらかしかありませんでした。環境に順応した生物は、より発展の機会を得る。
<世論は、正しいか? 環境変化への対応>
今、経済環境が大きく変わりました。
世論や専門家の意見では、景気は最悪期を脱したと言っていますが、
僕は、これから最悪期に向かう過程にあると思っています。
つまり、本当の経済危機は、これからやってくると思っています。
猛毒 酸素を自らのエネルギー生成に利用した我々の先祖を見習い、
今こそ環境変化を認め、順応すべき時がやってきたと思います。
みなさんは、どう考えますか?
でも、順応したとは言え、細胞にとって酸化は、危険です。
抗酸化物質を多く食べるようにしましょうか・・・
ところで、 は、抗酸化物質入ってるかな?
それではまた