takaです。
ついこの間まで、30度を超える日が続いていましたが、
最近散歩をしていると、赤トンボやバッタを見かけるようになりました。
季節が確実に秋になった事を実感させられます。
今回は、「集合知の価値」について書きたいと思います。
集合知の価値
このブログは、Wordpressをプラットフォームにしています。
Wordpressは、海外で開発され、今や世界一とも言えるブログのオープンソースです。
我々は、新しい機能を利用する際やプラグインなどの情報は、
インターネット上の情報から知識を得ています。
プラグインなどは、海外で開発させ日本語化されたモジュールを利用させて頂いています。
これらの知識やプログラムは、世界中の多くの人の知識や努力で積み上げられた
まさに「集合値」の塊です。
WordPress以外でも、オンライン百科事典のWikipediaや、LinuxやPHPなどのオープンソースは
多くの人に利用されている集合値です。
最近では、携帯やIpadなどで無料で利用できるソフトなども増えてきています。
オープンソースのように、
ひとつの課題に取り組むとき、ひとりの天才や特定の企業より、
それなりに知識を持つ何人かの集合が、複数の人が知識や作業を分担して取り組む方が
高い成果を生むことも実証されています。
また以前なら、
専門家を探し出したり、文献を読みあさったり多くの時間と労力を掛けなければ得られない
特定分野の専門的な知識や自分が知らないことも、
「ネット上で検索したり、聞いてみれば誰かが答えてくれる」
・・というのも集合値の大きな価値だと思います。
Wikipedia、Linux、PHPの開発手法のように、
個々の多くの情報の中から価値のある情報を集約して、集合知を形成するプロセスが確立されてきています。
今後、優れた集合値の累積方法が実践され続ければ、集合値が継続的に改善され
より価値を高める事は確実だと思います。
今後は、この「集合値の利用」が
個人や企業、さらには国の行く末をも変えていく事になると思います。
日本の「集合値の利用」を阻む障害
その時に、日本においては、
「集合値の利用」を阻む障害になるのが、当面、「言語の壁」だと思われます。
現に我々の必要とするオープンソースの先端の情報の多くは、英語圏にあります。
インターネットは、国の堺を超えますが、集合値では、言葉の壁にぶつかる事が多くあります。
(単に私の英語力が低いと言う事でもありますが・・ )
「翻訳システムの開発」や「実践的な英語環境の導入」に
国をあげて取り組む時期では?
今日本の国力は、確実に落ちていますが、
このままでは、「集合値の利用」という富も得られない可能性があります。
日本語の1億人の集合値より、5億や10億人の集合値の方が勝ると思います。
日本は、この言葉の壁を克服しないと、集合値の格差で英語圏や中国語圏の人々に
後れを取る事になります。
今こそ
過去の継続で、道路や箱モノなどの公共工事への配分を
「翻訳システムの開発」や「実践的な英語環境の導入」に国の未来を掛けて
投資すべきと思います。
みなさんは、どう考えますか?
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