Yahoo!は、先週から検索エンジンのGoogleへの切り替えスピードを急速に速めていますが
今週もさらに適応範囲を広げているようです。
先週の状況 → https://www.netimpact.co.jp/diary/11252
今週のYahoo!のGoogle化の進捗状況について
１、Yahoo!とGoogleの検索順位の同位性
先週からYahoo!の検索順位がGoogleとほぼ同じになったキーワードが急速に増えています。
既に、弊社の調査キーワードでは、全体の70％を超える範囲に拡大しています。
Yahoo!カテゴリーのアドバンテージは無い
Yahoo!とGoogle化が完了した検索キーワードの順位をYahoo!とGoogleで比較した場合
順位に微妙な差が生じていますが、現時点でYahoo!カテゴリー登録による順位の優位性はみられません
Yahoo!は、いまだに有償のYahoo!カテゴリー申請を続けていますが、
まったく順位にも優位性が無いとなると、申請したユーザーにとっては大きな不満を生みます。
今後どうなるのでしょう？
２、Google化するパソコン、ブラウザの増加
Yahoo!の検索結果がGoogle化しているパソコンやブラウザも増加しています。
弊社のパソコンでは、80％以上は既にGoogle化しています。
３、被リンク数の変化
GRCの調査では、11/25よりYahoo!とGoogleの被リンク数が同じになりました。
つまり、Yahoo!のlinkコマンドがGoogleの被リンク数を返すようになっています。
ご承知の通り、GoogleのLinkコマンドは、正しい被リンク数を返しませんので
この時点から被リンク数を把握するためには、ウェブマスターツールで確認するしかありませんね。
４、インデックス数の変化
被リンク数の変化と同じく、GRCの調査では、11/25よりYahoo!とGoogleのインデックス数が同じになりました。
Googleのsaiteコマンドは、Googleのインデックス状態をある程度正しく返しているようですので
インデックス状況の把握は、今後も問題ないように思われます。
１２月１日には、切り替え完了となるのでは？
Yahoo!のGoogle化については、現状以上のような状況ですが、当初の予測通り、このまま適応範囲の拡大を続けて、12/1には、全ての切り替えを終了する予定と推測します。
日本の検索エンジンの歴史が変わる時
切り替え以前、Yahoo!で検索上位をとれていたユーザーの多くは、
現在、急速な順位下落に遭遇している状況です。
今、日本の検索エンジンの歴史の中でも最大級の変化が訪れようとしています。
今までの常識を再構築する時がきました。
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