Takaです。会社の軒先でツバメの子育てが始りました。
4匹のヒナがいるようです。
解決に向かうスマートフォンの表現力の問題
今回は、前回記事の続きを書きたいと思います。
前回は、スマートフォン用のホームページ制作の最大の問題点である
「通信速度」の問題がスマートフォン高速化競争で解決に向かっている事を述べました。
前回記事 → スマートフォンの進化と携帯向けホームページ制作の未来(1)
さて、今回は、スマートフォン用のホームページ制作時の2つ目の問題として
「表現力の問題」を取り上げたいと思います。
表現力の問題、文字サイズの問題
「スマートフォンの表現力の問題、文字サイズの問題」に関してですが、
これはスマートフォンの画面が小さいことが要因です。
通常のパソコン向けホームページをスマートフォンで閲覧しようとした場合、文字が小さすぎて読みにくいため、その都度画面を拡大したりする必要があります。
この問題の対処として、スマートフォン専用のホームページを制作する際は、ページのサイズと文字サイズのバランスを考慮し画面を拡大しなくてもすむように制作する必要がありました。
今、この「表現力の問題、文字サイズの問題」もスマートフォンの進化が
問題を解決に向かわせているようです。
スマートフォンの画面サイズの・解像度の拡張
最近のスマートフォンは、画面サイズも大きくなり解像度もより鮮明になってきています。
iPhone4では、3.5インチ画面で960×640の解像度を持ちますし、Galaxy Sでは、4.3インチ、800×480 、Xperia arc は、4.2インチ 854×480 ・・というように少し前のパソコン画面に匹敵する表現力を持つようになってきました。
おまけに最近では、ガラケーの機能も実装され、薄く軽くなってきています。すごい進化です。
スマートフォン用ブラウザの進化
また、スマートフォン用ブラウザもだいぶ進化してきています。
iPhoneはAppleのブラウザSafariを搭載していますし、
Andoroid携帯では、OperaやDolphin、Chrome、FireFoxなど、各機種の標準ブラウザ以外でもモバイル用ブラウザが多数登場しています。
またGalapagosBrowserのように多機能で使いやすい完全日本語対応のブラウザも登場してきています。
これらのブラウザの進化により表示速度も速くなり、インターフェースも非常に使いやすく、英語が苦手な人でも簡単に操作できるようになってきました。
さらにサイトのスクリーンショットを取得し、PNG形式でSDカードに保存してくれるアプリなど周辺のサービスも充実してきています。
操作性・インターフェースの進化
ブラウザの進化と共にインターフェースも非常に使いやすく進化していますが
iPhone、ipadでは当たり前のマルチタッチ機能ですが、Androidスマートフォンでも対応するようになり、画面の拡大縮小のストレスが軽減されました。
タブレットPCという選択肢
上記のようにスマートフォンの表現力は格段に進化してきましたが
それでも本や雑誌を読みたいとか?小さい字では見にくいと感じる人には
タブレットPCを選択するという選択肢も増えてきました。
2010年に発売されたAppleのiPadを筆頭に、その後、AndroidOSからGALAXY Tabが発売され、SHARPやSONYなどの国内メーカーからもタブレットPC相次いで発売されています。
解決に向かうスマートフォンの表現力の問題
このように携帯のスマートフォンの急速な機能の進化によって
スマートフォン向けホームページを制作する上での問題点である「表現力の問題」が
解決されようとしています。
最後のFLASHの問題については、次回に記載したいと思います。
それでは、また