Takaです。会社の軒先のツバメのヒナが巣立ちました。
ツバメのヒナは一度巣立つともう巣には戻らないようです。
ちょっと寂しくなりました。
前回は、スマートフォン用のホームページ制作の最大の問題点である
「通信速度」と「表現力の問題」の問題がスマートフォンの進化で解決に向かっている事を述べました。
前回記事 → スマートフォンの進化と携帯向けホームページ制作の未来(1)
前回記事 → スマートフォンの進化と携帯向けホームページ制作の未来(2)
今回は、前回記事の続きを書きたいと思います。
さて、今回は、スマートフォン用のホームページ制作時の3つ目の問題として
「FLASHの問題」を取り上げたいと思います。
iPhoneでFLASHが利用できない問題
iPhoneやiPadでは、Flashを閲覧する事ができません(アプリを使えば別ですが…)
そのため、スマートフォン専用のホームページを制作する際は、「Flashを使用せずに動的効果を演出するか、静止画にするか・・」しかありませんでした。
FlashはiPhoneが登場したときからiPhoneユーザーから求められてきた機能ですが、
Apple社は、FlashよりもWeb標準を優先する姿勢を示していて
・ iPhoneには重すぎるとか?オープンでないとか?
・信頼性、セキュリティ、パフォーマンスに問題があるとか?
・クロスプラットフォームの弊害があるとか?
・・・と、いろいろな理由でFlash を排除してきました。
問題の本質は、ホームページの問題ではなく、
画像系ソフトで競合状態にあるアドビシステムズとアップルとのビジネス上の問題が根幹にあるように思いますが、
Androidのシェアーの急進
世界的に見るとFlashの動作するスマートフォンである「アンドロイド」を積んだ機種が、
2010年10~12月期に世界シェアトップになったそうです。
アメリカや韓国などの主要携帯端末メーカーが相次いでグーグルのアンドロイドOSを採用し、
最近の2年程で、急速にアンドロイドは普及しました。
僕のまわりはけっこうiphoneを使用している人が大勢います。
日本ではスマートフォン市場でのiphoneのシェアーはかなり高いと思われますが
最近は、日本国内でもAndroidスマートフォンの出荷シェアが過半数を占めてトップとなり、
先行していたiPhoneを抜いたそうです。
2015年には
2015年には全携帯電話単年販売台数18億3千万台のうちの約46%、8億5千万台がスマートフォンになると予測されており、iOS/iPhoneは、15%台のシェアーにとどまり、Androidは、2011年は30%台、2012年以降は40%のシェアーに成長すると予測されているそうです。
iphoneもガラケーと同じ運命をたどるかも?
iphoneは、先鋭のすばらしい技術でスマートフォンの市場を切り開きましたが、
独自路線に固執したり、アプリ市場を寡占化する道を選べば、
進んだ技術を持ちながら日本市場に固執したガラケーと同じ運命をたどり衰退するでしょう。
いずれにしても現時点では、ホームページ制作としては
iphoneもFlashへの対応に期待するしかないようです。
それではまた
大丈夫!また戻ってきますよ。淋しいなら、おあいてしますよ