Takaです。最近、DTCP-IP対応レコーダーやDTCP-IP対応TVなど
DTCP-IPという言葉を目にします。
DTCP-IPって何?
TCP-IPは、今や誰でも知っているインターネットの中核の通信規約ですが
DTCP-IPって何なのでしょうか?
調べてみると、DTCP-IPとは、「Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol」の略語のようです。
著作権保護技術であるDTCP(Digital Transmission Content Protection)をIPネットワークに適用したものだそうだ。
例えば、我家のテレビはレグザですが、レグザで録画した「地デジ」などのハイビジョン番組は
録画で使用したテレビやパソコンでしか再生できなかったので、みんなで楽しみたいときや別の部屋で見たいときは、ブルーレイやDVDにダビングするか、ハードディスクレコーダーを部屋ごとに買ってそれぞれに録画するしか方法がありませんでした。
しかし、DTCP-IPに対応した機器なら、家のネットワークにつなげることで、録画で使用した機器がない部屋でも録画した地デジ番組を見る事ができます。
つまり著作権の壁を越えて、家の中のLAN内なら、どこでもデジタルコンテンツを伝送するための規格がDTCP-IPです。
DTCP-IPは、コンテンツを暗号化してIPネットワーク上に送信することで、パケットの盗聴やコンテンツの不正なコピーを防いだり、またコンテンツが家庭内LANから外部のネットワークへ流出することを防ぐことでコンテンツの著作権を保護する役割をもつようです。
確かにテレビもデジタル化され、著作権保護のため不便をしいられる事が多々ありますね。
これからは、この技術でもう少し実用的な融通のきく利用方法に進歩するといいですね。
でも、その前に家庭のデジタル機器をLAN接続するのが先ですね。