takaです。
もはや、サブプライム問題と言うより、世界恐慌と題した方が適切と思えるので
連載していましたサブプライム問題を「世界恐慌」と改め連載いたします。
10/7のニューヨーク株式市場は、前日終値比508ドル安の9447ドルまで下落し、約5年ぶりの安値で取引を終えました。
10/8の東京株式市場は、日経平均株価は5営業日続落、一時、前日終値比996円安の9159円まで値下がりしました。
下落率は9.38%で、戦後3番目の下げ率だそうです。
10月の半ばからは、アメリカの金融機関の9月決算の「ひどい内容」が次々明らかになります。
投資銀行で1位のゴールドマンと2位のモルガンスタンレーも、実質的に破たんしているのではないでしょうか?
<アメリカと運命を共有するつもりなのか?>
先日、三菱UFJは、モルガンに9000億円出資して、20%の株式を保有しましたが、三菱UFJは、チャンスと思い取った決断でしょうが、今の状況から考えると、アメリカの巨大なツケを背負わされる結果になるように思えます。
積極策と言うより、今後のアメリカの巨大な負債を日本が共有するという流れを感じます。
アメリカの住宅バブルのツケを日本国民が支払わざるを得ない形になっていくのでしょうか?
<もっと円高でも良いのでは?>
このところの株価の下落に対して、円高・ドル安の変化が少ないように思います。
8日現在の円相場は、1ドル=101円ですが、現状を反映すればもっと円が上がっても良いように感じます。
日本を含む各国中央銀行は、今、それぞれの各国通貨を売り、市場にあふれたドルを買い、そのドルを、FRBに貸し与えているのかと思われます。
FRBは、それを、金融機関の資金繰りのために注ぎ込んでいます。
国内の世論も円高で輸出企業が危機とあおり、ドル買いを意図的に支援しているようにも思います。
(または、マスコミの発想がほんとうに古いのか??)
この流れがほんとうに日本にとって良い方向なのか?疑問に思えます。
<恐慌は人為的には止められないのかも?>
FRBは、利下げを検討するとアナウンスしていますが、すでに現在の金利でも物価上昇を考えれば、マイナス金利と思われ、効果は期待できないでしょう。
金融については、政府当局及び金融機関の発表は、ほとんど嘘です。
イギリス、フランス、スペイン、イタリアの住宅価格の下落が、10月以降は、だれの目にもはっきりします。
今の状況は、金融危機、世界恐慌という、嵐に突入した段階かと思います。
嵐を抜けるには、5年以上は必要と思われます。10年以上かも?
みなさんは、どう考えますか?
<弊社の恐慌対策>
我社では、現在の金融危機を1~2年程前から想定していました。
この大きな嵐や大きな波を乗り越えるため、新しい船(ホームページ)を数か月かけて構築してきました。
そして本日、いよいよ船出(完全リニアル)を迎えました。
(新ネットインパクトホームページ→ https://www.netimpact.co.jp/ )
完全な船には仕上がっていませんが、完成度を上げて、今回の恐慌を乗り越えたいと思います。
何年か後には、結果が出ていることでしょう??
過去のサブプライム問題の記事はこちらから
https://www.netimpact.co.jp/diary/25
https://www.netimpact.co.jp/diary/128
https://www.netimpact.co.jp/diary/129