先週末ぐらいから気がついた事ですが、(いつからでしょうか?)
Google、Yahoo!の検索結果に大きな変化が生じています。
いつものように検索をすると、上位にいるはずのサイトが検索上位から消えています。
例えば「ホームページ制作」で検索すると
現在Yahoo!のトップ10は、以下のような状態です。(私のパソコンでは)
「ホームページ制作」で検索した場合、明らかに検索結果に地域情報を反映しています。
以前は、全国区対応のポテンシャルをもつサイトが検索上位に表示されていましたが
今は、以前の上位サイトが消えて、地方の会社のサイトが上位表示されています。
「ホームページ作成」で検索すると
「ホームページ作成」の場合は、以前と変わらないようです。
以前は、「ホームページ」「WEB」などの同義語や「制作、作成」といったキーワードの検索結果に大きな差がなかったのに、今は「制作と作成」という微妙な検索ワードの違いで、検索結果が大きく異なります。
Yahoo!でもGoogleでも同様の状況です。
上記の検索結果は、Yahoo!でもGoogleでも同様のようです。
だとすれば、Googleの検索結果をYahoo!がそのまま表示している事になります。
Googleで上記の検索を行った場合に、検索地域を自動判定して、「ホームページ制作」の場合には、検索結果に地域情報を反映していると思われます。
Googleが現在地情報で検索結果を変えている?
Googleの現在地情報に関する解説は、以下の通りです。
現在地情報について詳しくは、→ http://support.google.com/toolbar/bin/answer.py?hl=ja&answer=166104
Googleツールバーの現在地情報設定は、”OFF”なのに
この検索を行ったパソコンのGoogleツールバーの現在地情報設定は、
以下のように”Off”になっているにもかかわらず、地域判定が行われています。
GoogleはAndroid携帯でも位置情報をGoogleに送信しているようですが、
パソコンでもツールバーやIPアドレスから位置情報を採取しています。
今、この現在地情報がOFFの状態でも使われているのでしょうか?
確かにレストランを検索するのであれば、近くのレストランを探す確率は高いと思いますが
検索キーワードによって探すエリアが「市内」だったり「県単位」や「全国区」だったり、「距離」や「時間」だったり微妙に変わります。
また、検索する人やタイミングによっても異なってくるでしょう。
Googleの地域やキーワードの自動判定の技術レベルの進化によっても今後変わるでしょうが
今の検索結果では、個人的には、ユーザーの利便性にマッチしているとは思えません。
上記以外でも上位に表示されている「タイトル」がターゲットキーワードに特化して短いサイトが多くなっているなど・・多くの変化が起きているようです。
現時点では、一時的なテストかもしれません。
しばらく動向を見守りたいと思います。